アトリエバラ・スタッフのブログ

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新潟県中越沖地震と言葉

2007年07月24日 11時55分31秒 | 日記
新潟県中越沖地震毎日悲惨な状態が伝わってくる。

昨日、柏崎にすんでいる元教え子から電話があった。

毎日テレビで放映されている柏崎小学校のすぐ近く。

テレビでも放映された駅の電車の転倒が自宅から見えるところだと言う。

こちらのお見舞いの葉書が届いて電話をしてきた。

私が想像をはるかに超えた地震体験を聞かされた。

「今一番困っているのは飲み水です」
もちろん都市ガスの復旧のめぼしもたっていない。

教え子の家は幸いに新築でオール電化の為電気が来ているので少しはしのげる。

しかし給水車までの水汲みは言葉では言い表せないほどの大変さらしい。

此処で書きたいのは新潟県中越沖地震の情報がだんだんと希薄になってゆく事である。

そして言葉の持つ希薄さである。
人の発する言葉にどれだけの真実や情報が含まれていると言うのだろうか。

「今一番困っているのは飲み水です」の言葉を聴いたときの私の感想は
頭では困っている有様を想像しても、現実にはまったく同調していないのである。

今も私は医療関係に少なからずも関係している。

大手術が行われてとりあえず終わったとしても、
手術その物よりも術後のケアーの大変さは多分言葉では書き表せないだろう。

gooブログ初めて一年
言葉(文字)の表現の限界の狭さを感じた一瞬であった。

私達の記憶は日々学校の黒板に書き込まれる新しい事柄を覚え
すぐ前に書かれた事柄は、すぐ黒板消しで消されてゆく毎日のように関しているのは私だけだろうか。

先週知事選が終わり。
今週参議院選挙。

言葉は次々に消えてゆく。

ちなみに今日のニュースから
年金 6兆9千億円を流用していた




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