追記:鳥取市への出店は11月17日に決まった(「セブン、鳥取市に初出店 JR鳥取駅などに3店舗」2017/11/6 日本経済新聞中国・四国版)。
近畿地区でセブンイレブンに転換予定で未だ転換していないキヨスク、ハートインはおおさか東線建設中の放出駅だけである。近くにセブンイレブンのない兵庫県の豊岡駅、和歌山県南部の3駅のキヨスク等は9月下旬にリニューアルされた。倉吉のデイリーインも9月21日に販売機器が交換されている。店舗名はそのままだが、POSシステムなどはセブンイレブンと共通化され、いつでもセブンイレブンに転換できるようになっているのではないだろうか?北陸、岡山、九州3地区ではセブンイレブンへの転換を終えている(広島地区はデイリーサービスネット広島のHPは店舗網の表示がないので不明)。JR西日本の半期決算で、流通業のセグメントは「セブンイレブンに転換した売店が堅調で2%増えた」(「JR西、九州への旅客回復、4~9月、19%増益、純利益678億円。」2017/10/31 日本経済新聞 地方経済面 兵庫)と、セブンイレブンへの転換は成功しているようだ。
同じくセブンイレブンへの転換を表明していた四国Kioskも残るは香川県の多度津駅と愛媛県の宇和島駅のみである。宇和島付近にはセブンイレブンがないが、多度津駅付近にはあるので転換しやすい。
追記:2018年1月31日、宇和島駅のkioskはセブンイレブンに転換した。
また、「ローソンはコンビニエンスストアで書籍専用の棚の設置を広げる。(中略)書店が減り続けるなか近場で書籍を買いたいという需要を取り込み、来店客の増加につなげる」(「書籍棚の設置拡大、ローソン、2割増3000店に。」2017/9/25 日経MJ)という。セブンイレブンは雑誌コーナーを削減しているので、両者の手法は真逆である。ローソンは雑誌棚を削減したセブンイレブンとの間で差別化を図る戦略なのだろう。ただし、近所に書店がない地域ならありがたいサービスだが、書店があるなら競争が激しくなるだけだろう。
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