投資家の目線986(第二次大戦時の米国の経済統制)
「フランクリン・ローズベルト 上/下」(ドリス・カーンズ・グッドウィン著 砂村榮利子/山下淑美訳 中央公論新社)には、第二次大戦中に米国で起こった物不足とその代用品のことが書かれ...
投資家の目線981(安倍晋三回顧録)
「安倍晋三回顧録」(安倍晋三著 橋本五郎(聞き手)、尾山宏(聞き手・構成)、北村滋(監修) 中央公論新社 p131)によれば、当時のオバマ大統領と「すきやばし次郎」で会食した時、...
投資家の目線980(ニューカレドニア独立とベトナム戦争)
仏領ニューカレドニアで暴動が発生し、マクロン大統領が独立派と話し合うために同島を訪問した(「フランスのマクロン大統領、ニューカレドニア独立派らと会談」 2024/5/23 日本経...
投資家の目線972(ペストの歴史に学ぶ)
「ペストの歴史」(宮崎揚弘著 山川出版社)には、ペスト流行時にフィレンツェ商人の考えた健康法が書かれている。「憂鬱なこと、心配なことについて出来るだけ考えないようにしなさい。楽し...
投資家の目線971(ナチスと同じ誤りを犯した西側諸国)
「独ソ戦 絶滅戦争の惨禍」(大木毅著 岩波新書)には、ヒトラーとドイツ国防軍が、幹部が粛清されたソ連軍を、装備、兵員、指揮の劣る「頭の無い粘土の巨人」とみていたことが書かれている...
投資家の目線968(「七三一部隊の生物兵器とアメリカ バイオテロの系譜」)
「七三一部隊の生物兵器とアメリカ バイオテロの系譜」(ピーター・ウイリアムズ/デヴィド・ウォーレス著 西里扶甬子 かもがわ出版)には、七三一部隊の石井四郎がペストに関心を持ってい...
投資家の目線958(貞観政要)
貞観政要は、唐の太宗の言行録である。「貞観政要 全訳注」(呉兢 石見清裕訳注 講談社学術文庫)には、恩賞よりも税を軽くする方が大事だと書かれている(同書p81)。褒美をもらっても...
投資家の目線911(ポーランドをハイエナに例えたチャーチル)
「第二次世界大戦 1」(W.S.チャーチル著 佐藤亮一訳 河出文庫)には、ポーランドについて次のような記述がある。1938年、「チェコスロバキアの解体は進んだ。ドイツ人だけが死骸...
投資家の目線904(アデナウアー回顧録)
ドイツ連邦共和国(西ドイツ)の連邦政府の初代首相を務めたアデナウアーの回顧録には、ナチス台頭の遠因について、「国家全能という信念、すべての他者に対し、また、人類の永遠財に対して国...
投資家の目線888(ペロシ下院議長の訪台)
ナンシー・ペロシ米国連邦下院議長の訪台が、アジアでの緊張を高めている。 8月5日の朝鮮日報日本語...