投資家の目線

投資家の目線589(原発事故時の避難はどうするの?)

 原発事故が起こった時、住民避難や物資輸送に行くかどうかという新潟県のアンケートに、新潟県内のバス、トラックの運転手の66%の従業員がいかないと回答した。これでは、事故発生時の周辺住民の避難はおぼつかない。

『「運転業務従事者への原子力災害時における業務従事に関するアンケート」の結果、手当、補償、防護資機材等が必要ということが改めて確認できました』 新潟県HP 2016/10/4
http://www.pref.niigata.lg.jp/genshiryoku/1356853269630.html

 原発再稼働を許可するのなら、事故発生時の近隣住民の避難は国が責任をもって行うのが筋だろう(そうでなければ政府の統治資格を疑う)。それができないのなら、国は責任をもって希望者は原発周辺からの移住を手助けする必要がある。周辺人口が減少すれば渋滞が減り、避難も相当スムーズになるだろう。また、住宅の手当てと就職の斡旋をするならば、移住のハードルは相当下がるだろう。

 住民が減った土地は大規模農地にでもすればよいのではないか?重大事故の発生後には土地利用ができなくなると思うが…。また、このように土地の使用用途が限定されるのなら原発周辺の地価は下がるとは思う。
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