電子工作をする場合に、部品の入手が中々厄介です。秋葉原に行けるならともかく、地方では無理。通販の定番は、秋月電子やaitendoですが送料が障害、まとまった購入でないと二の足を踏んでしまいます。Amazonでも入手できますが、どうしても割高。そこでAliExpressの登場です。
一例を挙げると、 Si4703 FM ラジオチューナーボード。Amazonでは、¥637(送料込み)。AliExpressでは、¥250(同)。ESP32の開発基板。Amazonでは、¥900位(送料別)。AliExpressでは、¥512(送料込み)。FMラジオのキット。Amazonでは、¥549(送料込み)。AliExpressでは、¥228(送料込み)。利用しない手はないと思います。難点は到着まで時間がかかることと支払いの2点。前者は、輸送がハンドキャリーだったり、第三国を経由したりするので、平均4週間位かかります(大金払って直送10日間も可能ですが)。これは、前広に注文することで何とかクリアするしかないです。
支払いの点ですが、クレジットカードは使えます。しかし、彼の国のことですから、心配な点があります。そこで、登場するのが、プリペイドカードです。プリペイドカードは審査がなく、個人情報の確認が緩い(書留郵送や本人受け取り郵便)です。私の場合、Dカードプリペイド(無記名)とWebMoney(無記名と記名の2枚)を取得しました。発行手数料もなく、年会費もありません。当初、WebMoney(無記名)を使用していたのですが、突然、無記名のものは海外通販には利用できなくなり、急遽、WebMoney(記名)を追加取得しました。WebMoneyのプリペイドカードは、スマホにアプリをインストールし、そこから申し込む方式です。スマホの利用が信用担保になっているようです。AliExpressで注文すると、即座にスマホのアプリに反映されます。難点は、利用履歴がスマホからしかアクセスできない点でしょうか。チャージはセブン銀行ATMでできます。クレジットカードや銀行口座からのチャージもできますが、最低額が3000円なので利用していません(用心のため、購入の都度、1000円単位でチャージ)。
AliExpressの利用状況ですが、電子パーツを主に数十回の利用で、不着はゼロ、輸送中の破損1件(返金済み)です。意外と優秀です。ただ、一般に、梱包が緩いので壊れやすい物は要注意です。物品のトータルな品質については、所謂、中華品質(日本のようにキッチリしてないというか緩い。雑音が許容範囲外で即ジャンク箱行きとか)です。高価なものは自己責任で利用してください。他にも細かい注意点は多々あります(例えば電気製品は、プラグが違うとか日本の規格に適合してない。衣類のサイズは中国規格(微妙に合いません)。等々)。あと、11月11日は、「独身の日」で、大セールがあります。