齢寿天任せ

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コンビニでQUOカードを使う時の注意点

2022-12-30 15:29:49 | 日記

最近(?)コンビニには、セミセルフレジが置かれるようになっていて、正直なところ利用を敬遠したい気分である。このセミセルフレジ、商品のスキャンは店員が行い、会計は客が操作する。使っていると、常に「上から目線」を感じる。慣れていない客の場合、店員は客を監視していて、いちいち指示を出すのである。セミセルフレジにしたのはコンビニの都合で、客がいちいち、その操作を憶える(習う)義務はない。

実際のところ、支払い方法によって、操作の方法は多岐(スキャン、タッチ、スライド、現金投入等々)に変わるので、初めてだと、戸惑うのが当然である。店員が一対一に対応しているのにもかかわらず、何故客に操作させるのだろうか。客が商品のスキャンを行う完全セルフレジなら、操作の主導権は客の方にあり、省人化ということでまだ理解できるのだが。

さて、QUOカードを使う場合であるが、支払い方法は店員の商品スキャンの後、画面から「QUOカード」のところを客がタッチする。次に、QUOカードを一旦、店員に渡す。店員側が操作を行うと支払いの了解を求める画面になるので、確認すると支払い完了である。QUOカードは返してもらう。どこが便利になっているかよくわからない。

ここで、注意しなければならないのは、ポイント付けやクーポンを使用する場合である。必ず、商品のスキャン直後に提示しなければならない。QUOカードを店員に渡した後に提示すると、「清算済みです」と拒否される。現金の場合は、これで清算完了という意識が働くが、QUOカードの場合は、どうもその意識が薄い。いままで何回か失敗している。数ポイントの場合は諦めるが、キャンペーン等でポイントが3桁になるような場合は諦められない。

こういう時の対応として、(嫌がられる)裏技がある。「返金してください」というのである。某セミセルフレジのコンビニで、QUOカードを使用した時に返金対応を求めたところ、セミセルフレジから購入金額と同額の現金が吐き出された。ちゃんと返金に対応しているのである。後は、商品スキャンからやり直せば良い。戻された現金は、最後に現金投入口から投入して清算完了である。

追記:

セミセルフレジは、コンビニ強盗対策でもあるのかなと。あと、セルフレジの操作が分からないので腹を立て、壊して逮捕されたというニュースがありました。さもありなんと思います。

 


RDA5807(FM DSPラジオ)のI2S機能を使ってみた

2022-12-05 14:15:19 | 電子工作

RDA5807FP(FM DSPラジオ IC)が使い易く、地域のFM局の受信も安定しているので色々と試している。

RDA5807FPは、I2S経由でディジタル音声信号(ラジオ音声)を出力する機能を持っているのが面白いと思ったので、動作を確認してみた。ここではDAC(ディジタルーアナログ変換)にUDA1334を使用する(現在、スイッチ・サイエンスでは販売終了とのこと)。

RDA5807とUDA1334の基板側の接続は以下の通り。電源はUSBからの5VをVINに、基板のGND同士を接続する(写真を参照のこと)。

ピン1(GPIO1) ー WSEL 
ピン15(GPIO3)ー BCLK 
ピン16(GPIO2)ー DIN

写真では、マイクロ・コントローラ(MCU)として、RP2040‐ZERO (Raspberry Pi Pico相当)を使用している。

RDA5807のI2Sを有効にするには以下の初期化コードを追加する。

Wire.beginTransmission(0x11);
Wire.write(0x04); // REG4
Wire.write(0b10001000); // RDSIEN, De-emphasis 50μs
Wire.write(0b01000000); // I2S Enabled
Wire.endTransmission(); // stop transmitting
Wire.beginTransmission(0x011);
Wire.write(0x06); // REG6
Wire.write(0b00000010); // DATA_SIGNED
Wire.write(0b10000000); // 48KBPS
Wire.endTransmission(); // stop transmitting

上のコードでは、Wireライブラリを利用して、RDA5807のREG4、REG6を直接設定している。RDA5807側のサンプリングレートは最大の48KBPSに設定している。UDA1334はWSEL入力の周波数に自動で対応するようである。

結果として、UDA1334側からもラジオ音声は出力されたが、RDA5807からの出力と比較してみて、音質の違いは明確には認識できなかった。あと、I2S側は音量が調節できないので、後段にアンプを接続する必要がある。

ということで、I2Sを利用しても仕掛けが大掛かりになる割にはメリットがないので、実験にとどめておくことにする。