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16KEY PADを使用した RDA5807 FM DSPラジオ

2023-07-06 16:13:26 | 電子工作

4x4 keypad(前掲記事)、RDA5807(前掲記事1前掲記事2)、Seeeduino XIAOを組み合わせたFMラジオを製作し、既に半年程利用しているが、とても安定していて、常用しているので紹介する。RDA5807はFM DSPラジオ用のICであり、SOP16ピンサイズであることや、使用部品が少なく済み(特にXtal発信回路にコンデンサが不要なのが良い)、自作派には使い易い。また、安価なのでお勧めである。さらに、ここで組み合わせたXIAOのI2C制御との相性も良い。

これまで複数のラジオを製作してきたが、使う立場で言うと、(特に選局が)ワンタッチで操作できるのが良い。自作であり、汎用にする必要はないので、4x4 keypadを利用して、地域に合わせて1放送局1ボタンにプログラミングしておくのが使い易い。

4x4 keypadと今回のMCP23107を組み合わせる場合、唯一の難点は両者を、8本のリード線で結ぶ(ハンダ付け)必要があり、細かい作業が必要なことである。以前の製作で利用した別の4x4 keypad(制御ICとKeypadが同じ基板に載っている)を利用してみるのも一案かもしれない(この場合、配線は4本で済む)。

今回のスケッチは、こちら(Github)に置いてある。

写真。100均のアクリルケースに格納している。ブレッドボードから、汎用基板に実装し直した。手前がXIAO、奥がRDA5807、その奥は表示用のOLED。アクリルケースの上面にKeypadを配置した。XIAOは、長さが短いので、全体をコンパクトにできるが良い。