![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/49/5689773cbf89c5cce19f879a89d63dec.jpg)
桜の開花宣言を迎えてから冷え込む東京。この日も「花寒」と呼ぶのにふさわしい冷え込みだった。
駒込にある「六義園」。幕府の要人、柳沢吉保が設計した庭園とのこと。その後、いま話題の岩崎弥太郎に払い下げられ、昭和になってから公共のもので、江戸時代の回遊式の様式を今に残す貴重な庭園らしい。
そこの名物が枝垂桜の大木と知ったのは、営業時代のこと。お客様のオフィスが駒込にあり、六義園を途中に見ながら通っていた。そのときから、咲いた枝垂桜を見に来たいと思っていたのだけれど、夫の地方転勤や私の病気などでなかなか機会がなく・・・。やっと今年、夫と一緒に花見に出かけることが出来た次第。
夜桜見物の冷え込みを予想し、私はユ●クロのヒートテックを下に着込み、しまいこんだポンチョを引っ張り出し、たびも二重にする完璧な防寒体制。おかげで桜見物に先立つお茶のお稽古ではじんわり汗ばむほど(汗)。
暗くなった頃、ちょうど六義園に到着。入口には入場券を買い求める列がすでにできていた。メインの枝垂桜は、庭園の入口付近にすぐにあって、少々拍子抜け。さすがに大勢の人垣ができている。その人垣をぬって撮影したのがトップのもの。
かなりの古木と思うけれど、花のピンクはまだまだ鮮やかで、夜景をバックにすると妖しさがただようほど。思った以上の迫力だ。
いろいろな角度からの枝垂桜を楽しみつつ、人ごみに押されながら桜の周りを一周し、ふと空を見上げるとそこには朧月。まるで絵に描いたような構図。あまり空の月に気づく人はおらず、ちょっともったいない感じ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/6f/0680e27621f3d589270801c7e647b138.jpg)
その後、回遊式庭園を巡ったのだけど、時代劇でよく見るお殿様と家来の「お上!」「そちを見込んで××を頼みたい」という会話が、どこからか聞こえてきそうな。
この日は「桜と蝶」の柄の紅型小紋を着用。昨年一度着たっきり、持っているのをすっかり失念していた・・・。この時期に着たい柄なので、見つけてよかった。紅型なのでストレートに「桜」が前面にでておらず、これなら実物の花と競うとはいわれないかな
。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/56/6d416818ad807d640d6066b09ad8cca5.jpg)
実は、着物のみならず、さりげなく「桜尽くし」。
バッグは桜の花びら柄
下駄は桜皮に鼻緒にも桜花柄。
そして実は帯揚げも桜柄でした。
「六義園」のライトアップは今月末まで。上野公園のような桜の下を歩く楽しみとは違って、桜の木の全体の風景そのものを眺めるにはお勧めです。
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駒込にある「六義園」。幕府の要人、柳沢吉保が設計した庭園とのこと。その後、いま話題の岩崎弥太郎に払い下げられ、昭和になってから公共のもので、江戸時代の回遊式の様式を今に残す貴重な庭園らしい。
そこの名物が枝垂桜の大木と知ったのは、営業時代のこと。お客様のオフィスが駒込にあり、六義園を途中に見ながら通っていた。そのときから、咲いた枝垂桜を見に来たいと思っていたのだけれど、夫の地方転勤や私の病気などでなかなか機会がなく・・・。やっと今年、夫と一緒に花見に出かけることが出来た次第。
夜桜見物の冷え込みを予想し、私はユ●クロのヒートテックを下に着込み、しまいこんだポンチョを引っ張り出し、たびも二重にする完璧な防寒体制。おかげで桜見物に先立つお茶のお稽古ではじんわり汗ばむほど(汗)。
暗くなった頃、ちょうど六義園に到着。入口には入場券を買い求める列がすでにできていた。メインの枝垂桜は、庭園の入口付近にすぐにあって、少々拍子抜け。さすがに大勢の人垣ができている。その人垣をぬって撮影したのがトップのもの。
かなりの古木と思うけれど、花のピンクはまだまだ鮮やかで、夜景をバックにすると妖しさがただようほど。思った以上の迫力だ。
いろいろな角度からの枝垂桜を楽しみつつ、人ごみに押されながら桜の周りを一周し、ふと空を見上げるとそこには朧月。まるで絵に描いたような構図。あまり空の月に気づく人はおらず、ちょっともったいない感じ。
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その後、回遊式庭園を巡ったのだけど、時代劇でよく見るお殿様と家来の「お上!」「そちを見込んで××を頼みたい」という会話が、どこからか聞こえてきそうな。
この日は「桜と蝶」の柄の紅型小紋を着用。昨年一度着たっきり、持っているのをすっかり失念していた・・・。この時期に着たい柄なので、見つけてよかった。紅型なのでストレートに「桜」が前面にでておらず、これなら実物の花と競うとはいわれないかな
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実は、着物のみならず、さりげなく「桜尽くし」。
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そして実は帯揚げも桜柄でした。
「六義園」のライトアップは今月末まで。上野公園のような桜の下を歩く楽しみとは違って、桜の木の全体の風景そのものを眺めるにはお勧めです。
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紅型のお着物、華やかさがあっていいですね。おっしゃる通り、桜と競うわけではなく、「私は私」といった静かな主張を感じます。
ステキなお写真、見せてくださってありがとうございました
紅型の小紋素敵です。実は歌舞伎座で紅型の小紋を着ている人を見かけて以来、欲しくてしょうがないアイテムの一つなんですよ~。
私の夜桜見物は1日の夜桜能@靖国神社です。寒そう~、、てか、雨降らないで~!!
オフィスの近くだから、私も桜ぐらいは見に行っているかも。
この紅型は着物着はじめの頃に、例によって着物オンラインショップで衝動買いしたものです。ちょっと寸法小さいんですけどね(^^;)
模様にエネルギーが溢れているせいか、色がたくさんある割りに、帯あわせに苦労しました。
タイミングよく、知人がこんな記事書いてました↓
http://archive.mag2.com/0001102740/index.html
私のは「紅型」とかかれていて、「紅型風」とはなっていなかったのですが、たぶん「風」のほうです・・・。