4月24日は、私にとって現歌舞伎座で観劇する最後の日だった。何を着ていこうか、さんざん迷った結果、今年に入って登場回数の多い(なんちゃって)紅花紬に「くるり」で買った「唐獅子牡丹」刺繍帯で。演目の「連獅子」に合わせたもの。

<「唐獅子牡丹」の帯。このアイテム、好きだなー。いつかは手刺繍の帯ほしー>
この日は、昨年来、和の文化の習い事をしたいとつぶやいていて、ついに今年着付け教室に通い始めた友人と一緒に観る予定だった。もしかしたら彼女も着物?と楽しみにしながら歌舞伎座に向かう途中、彼女から電話が。なんと体調を崩していけないというのだ。えー!しかしなんて気の毒な。
せっかくのチケットを無駄にしたくなかったので、そこから都内の知人を中心に電話しまくり。なんとか捕まえた会社の後輩は、いま起きたところなので途中からの観劇になるとのこと。無駄になるよりはと、歌舞伎座のチケット預かり窓口で受け取ってもらうことを約束した。この窓口、初めて使ったのだけれど、けっこう混んでいた。他の劇場にもあるのだろうか?すごーく便利な制度だと思うので新歌舞伎座でもぜひ継続してほしいなあ。
この日は、最後の週末だったからか、セレブの観客が多かったような。なんとなく華やかな雰囲気。サッカーの中田英寿の姿も見かけた。歌舞伎なんぞも見るんですねー。誰かの招待かな?前田愛ちゃんも勘太郎夫人として立っていたが、並んでいた勘三郎夫人と比べればいるからに堅くなっていた。がんばってー。
意外に着物姿が少なかったような気がした。おそらく、最後ということで、コアな歌舞伎ファンに限らない広いお客さんが訪れていたからではないかと推察している。そのなかで見られた着物姿はやはり華やか~。袋帯率高し。付け下げや訪問着が多かったなあ。でも大島と思われる率も高く、私の紬も光沢があったので、それほど後ろめたさは感じなくてすんだ。

<歌舞伎座緞帳の前で。この緞帳、新歌舞伎座にも引き継がれるのでしょうか…?>
28日をもって現歌舞伎座での上演は終わる。歌舞伎の楽しさを教えてくれたこの劇場がなくなることに対し、ものすごい寂しさも感じながら、大きなイベントが終わった時のほっとした気持ちがあるのも確か。それは、現歌舞伎座が、先代や先々代のように家事や震災や戦災といった不慮の事故で失われたわけではない、幸せな終わりを迎えたということへの安堵感かもしれない。(そして、さよなら歌舞伎座公演のチケット争奪戦が終わることへの安堵感もあるのだ)

<素敵だったのは今月の筋書の表紙。「鏑木清方」の「さじき」。特に右側の母親の姿、浅黄色の半襟に、あじさい柄の帯で初夏らしい季節感を演出。そして手に注目!エメラルドの指輪に爪にはマニキュア?とってもモダン!!>
・・・演目についての感想は次につづく・・・

<「唐獅子牡丹」の帯。このアイテム、好きだなー。いつかは手刺繍の帯ほしー>
この日は、昨年来、和の文化の習い事をしたいとつぶやいていて、ついに今年着付け教室に通い始めた友人と一緒に観る予定だった。もしかしたら彼女も着物?と楽しみにしながら歌舞伎座に向かう途中、彼女から電話が。なんと体調を崩していけないというのだ。えー!しかしなんて気の毒な。
せっかくのチケットを無駄にしたくなかったので、そこから都内の知人を中心に電話しまくり。なんとか捕まえた会社の後輩は、いま起きたところなので途中からの観劇になるとのこと。無駄になるよりはと、歌舞伎座のチケット預かり窓口で受け取ってもらうことを約束した。この窓口、初めて使ったのだけれど、けっこう混んでいた。他の劇場にもあるのだろうか?すごーく便利な制度だと思うので新歌舞伎座でもぜひ継続してほしいなあ。
この日は、最後の週末だったからか、セレブの観客が多かったような。なんとなく華やかな雰囲気。サッカーの中田英寿の姿も見かけた。歌舞伎なんぞも見るんですねー。誰かの招待かな?前田愛ちゃんも勘太郎夫人として立っていたが、並んでいた勘三郎夫人と比べればいるからに堅くなっていた。がんばってー。
意外に着物姿が少なかったような気がした。おそらく、最後ということで、コアな歌舞伎ファンに限らない広いお客さんが訪れていたからではないかと推察している。そのなかで見られた着物姿はやはり華やか~。袋帯率高し。付け下げや訪問着が多かったなあ。でも大島と思われる率も高く、私の紬も光沢があったので、それほど後ろめたさは感じなくてすんだ。

<歌舞伎座緞帳の前で。この緞帳、新歌舞伎座にも引き継がれるのでしょうか…?>
28日をもって現歌舞伎座での上演は終わる。歌舞伎の楽しさを教えてくれたこの劇場がなくなることに対し、ものすごい寂しさも感じながら、大きなイベントが終わった時のほっとした気持ちがあるのも確か。それは、現歌舞伎座が、先代や先々代のように家事や震災や戦災といった不慮の事故で失われたわけではない、幸せな終わりを迎えたということへの安堵感かもしれない。(そして、さよなら歌舞伎座公演のチケット争奪戦が終わることへの安堵感もあるのだ)

<素敵だったのは今月の筋書の表紙。「鏑木清方」の「さじき」。特に右側の母親の姿、浅黄色の半襟に、あじさい柄の帯で初夏らしい季節感を演出。そして手に注目!エメラルドの指輪に爪にはマニキュア?とってもモダン!!>
・・・演目についての感想は次につづく・・・
私も以前利用した事がありますが、便利ですよね~。色々融通の効くところが歌舞伎座が大人の遊び場だと感じさせてくれます。
チケット大変でしたね。声掛けてくれれば!と思ったけど、よく考えたらその日は木村コーチの追悼試合に行ってたのだった、、。
木村コーチの追悼試合、うちの夫も義母と一緒に見に行ってました。いい試合でしたよね。あれは読売が勝ったのも仕方なし。(それなのに夫は途中で帰ってきてしまった・・・)