私のモノサシ

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CrystalDiskMark4β1を試してみた。

2015-04-11 16:18:13 | 私のパソコン

先日買ったSSDで何気に5台目です。

最初SSDを体験したときのHDDとの段違いの速度にびっくりしたのもかなり昔の話です。

SSDはベンチマークの種類や測定パターンによって得意不得意?があるように思います。

最近CrystalDiskMarkのベータ版が公開になったのもあるので、

うちにあるSSDをいっせいにベンチマークをかけてみました。

ただしシーケンシャルアクセスではなく、

ランダムアクセスに注目してみました。

ランダムアクセスとは簡単に言うと小さい容量のデーターを速く読み書きできるかということです。

実際ディスクの中のデータを見ると分かると思いますが、

写真や動画、音楽ファイル等と違い、

OSが起動時に読み込み様なファイルはせいぜい2MBぐらいまでのファイルがほとんどです。

そのためOS起動時や、ゲームなどのプログラムを動かす際も、

どちらかというとランダムアクセスのスピードの影響が大きいです。

そして、SATAのAHCI規格ではNCQ対応であればQD32までのアクセスが可能です。

これはアクセスを効率よく行う方式で、

いっぺんに32個までデーターのアクセスの依頼を受けれると考えるといいと思います。

同時アクセスではなく、ドライブ側がこの32個のデーターを効率のいい順番に出し入れするという方式らしいです。

(違っていたらごめんなさい。)

 今回、CDM4β1になってQDの数字を変えて簡単に測定できるように改良されているので、

それを使って計測してみました。

また、都合によりSSDによって多少環境が違いますが、大雑把に環境を書いていきます。

 

1.HG5Q、CFD(東芝製)THNSNH128GCST 容量128GB、今までメインマシンのシステムドライブで使用、メインマシンで測定、Windows10が入っていて、古いノートで遊んでいます。書き込み量不明ですが4TBは突破していると思われます。 

2.ST480MH000、今回買ったSSD容量480GB、メインマシン(GA-H97-HD3)のシステムドライブで使用、Windows7 64bit、書き込み量2TB越え

3.SP S55、シリコンパワー製 SP240GBSS3S55S25 、240GB、ノートパソコン(富士通AH55/G ChipSet:HM65)のシステムドライブで使用、同環境で測定、書き込み量4TB越え

4.SP S60、シリコンパワー製、SPSSD60480G、480GB、メインマシンでDドライブ(ゲーム等インストール用)で使用、同環境で測定、書き込み量4.5TB越え

5.AGILITY3、OCZ製、OCZ-AGILITTY3、120GB、セカンドマシン(SATA300環境)のシステムドライブで使用、同環境で測定、書き込み量5TB越え

(760GM-P34(SATA300)、Windows7 32bit)これだけ大きく条件が違います。

 

HG5Qは書き込み量がSMARTでは確認できませんが、

 

測定方法は

CrystalDiskMark 4 Beta 1 を使用

測定データ:1GiB、ランダム

回数:1回

電源管理:すべての環境でOS標準のバランスを使用

QD1,2,4,8,16,32で測定してみました。

こんな感じになり、

Readからグラフにしてみると。

QD1と2では面白いことにS60が一番いい数字が出ています。

HG5QはGD1ではびりですが、QDの数字が大きくなるにしたがっての上昇率が大きく、QD32ではトップです。

S60とAGIRITY3は似たような曲線に感じます。

S55はQD8より上の伸びが悪いです。

 

次にWrite(書き込み)です。

 

読み込み以上にドライブの特性が出ました。

ST480HM000は全体通してトップですがQD16の落ち込みがちょっと気になります。

再測定しましたが変わりませんでした。

HG5QとAGILITY3はQD4以上での伸びが上昇率があまり高くありません。

S55はQD8以上でHG5Qを超える数字をたたき出しています。

 

で実際使っている体感スピードとしては

ST480HM000がダントツで速いと感じますが、

2位がS55で

3位はHG5Q

4位に僅差でS60

5位はAGILITTY3といった感じです。

ただしAGILITTY3も昔SATA600で使っていた時の感覚ではS60と同じかシーンによってはS60より上かもしれません。

HG5Qは比較的売れていて評判も良いモデルなのですが、

個人的にはたまにもたつきを感じる事があるので、自分の中ではこの位置です。

あくまで感覚なので、個人差や使い方で変わると思いますが・・・

 

S60やAgilitty3はベンチマーカーに人気のない砂コンですが、

容量単価も安めで、HDDから乗り換えるには十分のスペックだと思います。

 

自分はいつも容量単価重視で買うので、比較的メジャーではないSSDも購入していますが、

1機も壊れることもなく元気に動いています。

そのうちHDDがなくなる時代が来るのかも?


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