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いきなりですが、来年から私はシステム手帳を使おうと思っている。で、その前に今まで使ってきたこの超整理手帳について書いておくのも悪くないかと。気づけばこの手帳を10年(いや、もっとか)使ってきたわけで、結果的に愛用してきたことになる。
この手帳の特徴は、上から3番目の写真を見ればわかる通り、見開きで2週間、そして上から4番目、つまり一番下の写真を見ればわかる通り、もともと蛇腹になっているため、広げれば最大2ヶ月が一気に見渡せることにある(どちらの写真も私が鉛筆で引いた縦線が入っていて、また一番下の写真には書き込みがあって見づらくてすみません)。
つまりこの手帳は完了期日の決まっている仕事や用事の逆算がしやすい。長期に渡る仕事の開始日と完了日を記しておくことで、この日までには全行程の半分が進捗していないといけないなどと、仕事の管理がしやすい。また片面4週間、両面で8週間で1本のスケジュールシートになっているので、不要になったら外してしまうことができる。
そしてこの手帳の最大の魅力はA4サイズの紙なら四つ折りにすれば収めることができることで、だからメモ用紙としてA4の紙を複数枚挟み込むことができるし、折り目がつくのが気にならない、または折り目がついても構わないなら、映画や美術館のチラシなどを入れられる。つまりはこの手帳はA4サイズの紙を挟み込めるバインダーでもあるのだ(現にそうしたことを謳っている)。
細長くて軽いので背広の内ポケットや尻ポケットに入れられるし大変便利なのだが、手帳を日記や日々の出来事の記録として使う人には向かない。この手帳は予定管理に向いており、工程表を作るのには打ってつけだ。
私はこの超整理手帳を使いこなしてきたとは到底言えないが、ちょっとした用事や予定を書き込んで、備忘録として使うには便利だった。他の手帳は私にとっては少々大げさすぎた。しかしながら、やり残した用事や、いつになったら実現するかわからない予定、数年先になるかもしれない買い物一覧、お中元やお歳暮のための親戚の住所録、そういったものをずっと挟み込んでおくには不便だ。もともとそうした仕様にはなっていないのだから当然だ。
一番上の写真を見てもわかる通り、長年使ってきて手帳カバーも壊れてきた。買い替えないといけないのだが、もう書店店頭ではスケジュールシートしか見かけなくなってしまった。
確か2、3年前から手帳カバーはネット通販しかしないとかいう話を聞いたことがある。はっきり言って私は、ネット通販のみという、そういう商売の仕方が嫌いである。加えてスケジュールシートだけを売ってくれればいいものを、余計な付属品をつけて高く売りつけていた時期もあった。これにはさすがに閉口し、もうこの超整理手帳を使うのをやめようかと思ったくらい。こうしたことは評判と信用を落としたに違いない。
そんなわけで来年からシステム手帳へ移行することにした。また現実問題として、ひとつ困ったことがあって、公募美術団体展や個展などの案内状(葉書サイズ)が、超整理手帳は細長いため、収まらずに飛び出してしまう。
システム手帳にはいろいろな大きさがあるが、一般的なのはバイブルサイズとA5サイズの2種類。私は前者にするつもり。葉書が収まるし、持ち運ぶのでA5サイズでは大きすぎる。中身のリフィルも使うのは既に決めてある。
しかし何だかんだ言っても超整理手帳の影響は大きいなあ。超整理手帳のような使い方をシステム手帳でも目指している。長年使ってきたから当然か。超整理手帳をさらに便利にした形でシステム手帳を使いこなしたいと思っている。
付)手帳をつける習慣を身につけるのに、私は3年かかりました。最初は手帳を買っても、なかなか記入しない。カレンダーに書いて済ませてしまう。もし一度手帳を使ってみたがやっぱり駄目でした、って人がいたら、諦めずに3年間続ければ大丈夫です。
蛇足)で結局、システム手帳は、また土屋鞄のを買うつもりですが、その話は来週の火曜辺りにしたいと思っています。
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