今月は、「イエローテイル」各種や「王様の涙」を晩酌で母と飲んでました。
つまりは、もうワインについては総仕上げでいいかなと。一度飲んでいて、その味を忘れていたのを、再度飲んでみてどう感じるのか、何を思うのか、そんなことを記事にして、いったんこの「ワイン飲んでます」を終わりにしようかと思ってました。
というのも、高価なワインを買いに行かないので、つまりはそんなに行く気がしないのなら、無理に行くこともなかろうと、もう概ね満足したのだから、この辺でお終い、っていうことにしようと。
でも気にはしてました。最後に高いワインを1回くらい飲まないとなあと。
で、たまたま今月の11日、月一回の新宿詣での帰りに、久米川の「なんでも酒やカクヤス」へ寄れたので、買ってこれました。
それがこちら(この記事の見出し画像を拡大再掲)。
以前、この店で2本で税別3000円というのを買ってきましたが、今回は2本で税別5000円というもの。
左が「シャトー・レコンブ 1995 プルミエール・コート・ド・ボルドー」というフランスの赤ワイン。
右が「ケンダルVシャルドネ」というアメリカの白ワイン。
どちらも税別3000円ですが、2本買ったので税別5000円になったという。
2本で税別3000円コーナーもそうですが、この2本で税別5000円コーナーも、それぞれのワインについてあれこれ説明書きが貼ってあるんですが、どれを買ったらいいのか、さっぱりわからず、今回も当てずっぽう、個人的にラベルが印象的なものということで選びました。
残念ながら同じ銘柄で赤と白を揃えることができませんでしたが、まあもう、それはそれでよし、としましょう。
さて、ここからが問題。肝心なところ。いざ晩酌で飲んでみると大変なことに。
写真左の、フランスの赤ワイン「シャトー・レコンブ 1995 プルミエール・コート・ド・ボルドー」ですが、さっぱりとしていて、さらっとした飲み口。
最初、埃っぽいなあ、とか思ったんですが、何か違うなあと思って、ふと気づきました。これって、スモーキー(煙臭い)じゃん、って。
ウイスキーにはスモーキーなものがあるのは知っていて、そういうの好きなんですが、まさか赤ワインも3000円となると、スモーキーになるのかと衝撃を受けましたの、私。
もちろんたまたまこの赤ワインがスモーキーなんでしょうが、スモーキーな赤ワインがあると知っただけで、個人的には十二分に衝撃的でした。
たまたまこの日の夕食には切り干し大根の煮物と煮込みハンバーグがあったんですが、特に後者で飲むと、煙臭さは消え、ワインの味も変わり、ぐっと良くなったような気が。
赤ワインには肉とか、濃い味つけのものとか言うのは、つまりはこうした食べ合わせというようなことは、ひょっとしたら、少なくとも最低3000円以上するものに対してなのであって、それ以下では赤にしろ、白にしろ、お好みのつまみを合わせればそれで構わないのではないか。つまりは食べ合わせもへったくれもない、そんな感じなのかもと思いましたの。
だからそのせいか、サントリーだったかのホームページで赤、白、に合うつまみを紹介してましたが、結局のところ、好きな物で飲んで下さいと書いてあるのは、実はこういうことだったのかと。
安いワインには食べ合わせなど気にする必要もなく、高いワインになって初めて食べ合わせを考慮する必要があるということじゃないのかしらん。
そして写真右のアメリカ白ワイン「ケンダルVシャルドネ」ですが、こちらは赤ワインの「シャトー・レコンブ 1995 プルミエール・コート・ド・ボルドー」のような衝撃はありませんでしたが、やっぱりなあと思うところがありました。
というのは安い白ワインって、甘いのと辛いのと二極化していて、どっちが正しいんだろうと思っていて、そこで得た結論は、白ワインって、みかん同様、酸味と甘みのバランスが大事で、どちらかに偏ってもダメ、よろしくない(っても別にそれはそれでおいしく飲めちゃいますが)。
ちゃんと酸味があるからこそ甘みを感じるわけで、おいしいみかん、甘いみかんには、隠し味のように酸味がちゃんと効いている。
この白ワインもそう。ほどよい甘さで、日本酒の冷酒みたいに、すいすいと飲みやすいですが、この甘みにはちゃんと酸味が効いてます。
だから高い白ワインは、甘すぎず辛すぎずで、ほどよい感じのものがよいのではなかろうかと思いましたの、私。
高い白ワインになって初めて、食べ合わせで魚がよいとかいう話になるのね。
そういうわけで、非常に刺激的な2本となりました。そしてこの2本を飲んで気づいたことがあります。
今まで何だかんだ言って高いワインを買わなかったのは、どれを飲んでも大してその味わいが変わらないからだったんだと。
2本で税別3000円のを飲んでも、そりゃおいしいっちゃ、おいしいですが、刺激的なことはない。何か新しい、驚くべき発見がない。だからじゃないかと。
ウイスキーの場合、いろいろと発見があったので、ついつい、毎月いそいそと「なんでも酒やカクヤス」久米川店へ買いに行ってましたものね、私。
そっか、ワインで刺激や発見を得たかったら、2本で5000円に手を出さないとダメなんだなあとわかりました。
で、わかったら、俄然、興味が出てきました。今月分で、つまり「ワイン飲んでます」の月一回の投稿も、今月の「その7」で終わりにしようと思っていたんですが、そうはなりません。
来月以降も続行します。今後は毎月「なんでも酒やカクヤス」久米川店へ行き、2本で税別5000円コーナーでしか買ってきません。
もちろん他の安いワインも飲みますけれど(普段通りスーパーで買ったりしますが)、とにかく月一回、久米川へ行きます。
思いっきりモチベーション(動機づけ)が上がりました。私にとって酒はただの嗜好品。だからこそ何か発見が欲しい。飲んでためになることがないと続かない。
これで当面続けられそうです。やる気満々です。
付)っても毎月5000円、税金入れて5500円を給与から確保しておかないと。
注)さっさと高いワインを飲んでりゃ、よかっただけの話なんですけれども(あー、情けない)。
蛇足)ちょっと面白くなってきました。ひょっとしたらワインの奥深い世界を垣間見たのかも。
つまりは、もうワインについては総仕上げでいいかなと。一度飲んでいて、その味を忘れていたのを、再度飲んでみてどう感じるのか、何を思うのか、そんなことを記事にして、いったんこの「ワイン飲んでます」を終わりにしようかと思ってました。
というのも、高価なワインを買いに行かないので、つまりはそんなに行く気がしないのなら、無理に行くこともなかろうと、もう概ね満足したのだから、この辺でお終い、っていうことにしようと。
でも気にはしてました。最後に高いワインを1回くらい飲まないとなあと。
で、たまたま今月の11日、月一回の新宿詣での帰りに、久米川の「なんでも酒やカクヤス」へ寄れたので、買ってこれました。
それがこちら(この記事の見出し画像を拡大再掲)。
以前、この店で2本で税別3000円というのを買ってきましたが、今回は2本で税別5000円というもの。
左が「シャトー・レコンブ 1995 プルミエール・コート・ド・ボルドー」というフランスの赤ワイン。
右が「ケンダルVシャルドネ」というアメリカの白ワイン。
どちらも税別3000円ですが、2本買ったので税別5000円になったという。
2本で税別3000円コーナーもそうですが、この2本で税別5000円コーナーも、それぞれのワインについてあれこれ説明書きが貼ってあるんですが、どれを買ったらいいのか、さっぱりわからず、今回も当てずっぽう、個人的にラベルが印象的なものということで選びました。
残念ながら同じ銘柄で赤と白を揃えることができませんでしたが、まあもう、それはそれでよし、としましょう。
さて、ここからが問題。肝心なところ。いざ晩酌で飲んでみると大変なことに。
写真左の、フランスの赤ワイン「シャトー・レコンブ 1995 プルミエール・コート・ド・ボルドー」ですが、さっぱりとしていて、さらっとした飲み口。
最初、埃っぽいなあ、とか思ったんですが、何か違うなあと思って、ふと気づきました。これって、スモーキー(煙臭い)じゃん、って。
ウイスキーにはスモーキーなものがあるのは知っていて、そういうの好きなんですが、まさか赤ワインも3000円となると、スモーキーになるのかと衝撃を受けましたの、私。
もちろんたまたまこの赤ワインがスモーキーなんでしょうが、スモーキーな赤ワインがあると知っただけで、個人的には十二分に衝撃的でした。
たまたまこの日の夕食には切り干し大根の煮物と煮込みハンバーグがあったんですが、特に後者で飲むと、煙臭さは消え、ワインの味も変わり、ぐっと良くなったような気が。
赤ワインには肉とか、濃い味つけのものとか言うのは、つまりはこうした食べ合わせというようなことは、ひょっとしたら、少なくとも最低3000円以上するものに対してなのであって、それ以下では赤にしろ、白にしろ、お好みのつまみを合わせればそれで構わないのではないか。つまりは食べ合わせもへったくれもない、そんな感じなのかもと思いましたの。
だからそのせいか、サントリーだったかのホームページで赤、白、に合うつまみを紹介してましたが、結局のところ、好きな物で飲んで下さいと書いてあるのは、実はこういうことだったのかと。
安いワインには食べ合わせなど気にする必要もなく、高いワインになって初めて食べ合わせを考慮する必要があるということじゃないのかしらん。
そして写真右のアメリカ白ワイン「ケンダルVシャルドネ」ですが、こちらは赤ワインの「シャトー・レコンブ 1995 プルミエール・コート・ド・ボルドー」のような衝撃はありませんでしたが、やっぱりなあと思うところがありました。
というのは安い白ワインって、甘いのと辛いのと二極化していて、どっちが正しいんだろうと思っていて、そこで得た結論は、白ワインって、みかん同様、酸味と甘みのバランスが大事で、どちらかに偏ってもダメ、よろしくない(っても別にそれはそれでおいしく飲めちゃいますが)。
ちゃんと酸味があるからこそ甘みを感じるわけで、おいしいみかん、甘いみかんには、隠し味のように酸味がちゃんと効いている。
この白ワインもそう。ほどよい甘さで、日本酒の冷酒みたいに、すいすいと飲みやすいですが、この甘みにはちゃんと酸味が効いてます。
だから高い白ワインは、甘すぎず辛すぎずで、ほどよい感じのものがよいのではなかろうかと思いましたの、私。
高い白ワインになって初めて、食べ合わせで魚がよいとかいう話になるのね。
そういうわけで、非常に刺激的な2本となりました。そしてこの2本を飲んで気づいたことがあります。
今まで何だかんだ言って高いワインを買わなかったのは、どれを飲んでも大してその味わいが変わらないからだったんだと。
2本で税別3000円のを飲んでも、そりゃおいしいっちゃ、おいしいですが、刺激的なことはない。何か新しい、驚くべき発見がない。だからじゃないかと。
ウイスキーの場合、いろいろと発見があったので、ついつい、毎月いそいそと「なんでも酒やカクヤス」久米川店へ買いに行ってましたものね、私。
そっか、ワインで刺激や発見を得たかったら、2本で5000円に手を出さないとダメなんだなあとわかりました。
で、わかったら、俄然、興味が出てきました。今月分で、つまり「ワイン飲んでます」の月一回の投稿も、今月の「その7」で終わりにしようと思っていたんですが、そうはなりません。
来月以降も続行します。今後は毎月「なんでも酒やカクヤス」久米川店へ行き、2本で税別5000円コーナーでしか買ってきません。
もちろん他の安いワインも飲みますけれど(普段通りスーパーで買ったりしますが)、とにかく月一回、久米川へ行きます。
思いっきりモチベーション(動機づけ)が上がりました。私にとって酒はただの嗜好品。だからこそ何か発見が欲しい。飲んでためになることがないと続かない。
これで当面続けられそうです。やる気満々です。
付)っても毎月5000円、税金入れて5500円を給与から確保しておかないと。
注)さっさと高いワインを飲んでりゃ、よかっただけの話なんですけれども(あー、情けない)。
蛇足)ちょっと面白くなってきました。ひょっとしたらワインの奥深い世界を垣間見たのかも。
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