アトリエ 籠れ美

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平成27(2015)年5月4日より

真夏のスケッチ、秘密のスケッチ場所

2015-07-13 15:41:27 | 随筆(日記、旅行)、お知らせ、こぼれ話
 本日最高気温は34度。風が強いため、ふとんを干すのは断念。去年は、これからどんどん暑くなるから別に今日は干さなくていいや、の繰り返しで結局夏の時期にあまり干さなかった。その反省で今年は頻繁に干したいと思ってます。
 さて、夏は暑すぎてスケッチには行きづらい。行ったこともたくさんありますし、行けと言われれば(誰が言うのか、そしてなぜ従うのか知りませんが)行きます。でもまあ、もう真夏には何か特別の理由がない限り、スケッチには行きません。もし体験していない人がいたら、1回は真夏のスケッチを体験してみましょう。
 極力肌は露出させない。男ならワイシャツ着用がわかりやすい(もちろんネクタイなんて不可ですよ)。私は帽子は被りませんが、麦わら帽子などあれば被りましょう。そして自分の体に虫よけスプレーをかけるのをお忘れなく。不意に喉が渇いたときに備え、自販機で飲料を買うための小銭も忘れずに。スケッチを終えて汗だくになって帰宅したら、もちろんシャワーを浴びます。そして着替えして落ち着いたらビールを飲んでみるのも悪くない(飲めない人は麦茶などをがぶ飲み)。
 ただしどこにスケッチに行くかという問題があります。急にスケッチに行きたいと思ってもどこへ行ったらいいのかわからないでは困ってしまう。そこで日頃から自宅周辺、近隣を歩き回り、自分だけの、いわゆる秘密のスケッチ場所を見つけておかないといけない。別に人通りのあるところでも構わない(私はそんな場所でも平気でスケッチします)し、あまり人の通らないところでも構わない。スケッチするのにその都度遠出していたら、交通費も移動時間もばかになりません。できれば歩いていける範囲に見つけておくのが望ましい(もちろん私にもそうした秘密のスケッチ場所があります)。
 旅費のかかる観光名所も結構ですが、自宅の庭や近くの公園、遊歩道沿いなどに自分の秘密の美、スケッチ場所を見つけておきたい。そうすればいつでも、身構えることなく気軽に行けます。それにどのみち、たくさん描かないとスケッチも上達しないですからね。
 たまには外へ出て思い切り汗をかきつつスケッチする、そんな夏の日も悪くないですよ。何も真夏に汗をかくのはスポーツをする人だけの特権ではありませんよ。われわれ絵描きも大いに楽しむべし。


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