アトリエ 籠れ美

絵画制作、展覧会、美術書、趣味、その他日常の出来事について
平成27(2015)年5月4日より

第3の技法追求その20

2015-10-10 13:14:00 | 絵画制作記、スケッチ記、版画制作記
 うまくいきすぎていると、特に何も書くことがなくなってしまう。順調そのもので納得できている。おそらくあと2回で終わりになると思う。
 今日より本格的な着彩と描画。F4号3枚のうち、青を使ったものは少々やりにくさを感じたが、他の2枚同様、着彩していくと同じ結果になった。こうなると、やはり「白、黒」でいいということになる。他の2枚、つまり「赤茶、白、黒と「青、白、黒」でなくてもよい。だから繰り返しになるが普通が一番いいということです。
 さて第3の技法といってますが(何やら第3の技法というと何かとてつもないすごい技法のような印象になってしまいますが)、これはあくまで本人にとっての第3の技法という意味であって、よく考えると、いっときもてはやされた「油彩・アクリル共用カンバスに、白と黒のアクリルで大雑把にモデリングしてから着彩する」方法と変わりない。ただそのモデリングを油絵具でやるだけ。でも大事なのは本人がそれをやってみて、うまくいき、気に入り、それを今後採用するということ。頭でわかっていても手が動かないことは油絵制作ではよくあること。つまりこれは、人間は必要性を感じなければ、絶対にそれをやろうとしないことを意味している。意外に度胸が要ります。このモデリングは。自分にとってちゃんとやれたことが大きい。
 問題はもうひとつの新規カンバステスト(F8号2枚)の方ですな。何をやるかまだ決まってません。どうしよう。


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