アトリエ 籠れ美

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平成27(2015)年5月4日より

将棋駒の面取り

2019-08-22 05:29:46 | 将棋、チェス、囲碁、麻雀、花札、クラッシックギター、社交ダンス、乗馬、書道
*「淇洲書(隆月作)」(2016-11-15 の記事)、「『淇洲書(隆月作)』経年変化報告(1年8ヶ月使用)」(2018-08-15 の記事) の続き。

 隆月作の淇洲書の将棋駒を買ったのはいいものの、所詮は数万円のものなので、つまり将棋駒の値段としては安価なため、面取りがされていない。

 正確には、将棋の駒の先だけが面取りされているだけで、実際に指で持つところは面取りされていないため、やっぱり指していて指が痛い。

 というわけで、今までやったことはないんですが、将棋駒の面取りをしてみました。使ったのは耐水ペーパーの400番と1000番です(上の写真参照)。

 何枚使うかよくわからなかったので、それぞれ5枚ずつ買って、実際に使ったのは3枚ずつでした。かかった時間は3時間です。

 わざわざ耐水にすることもありませんでした。というのも削って出るかすは耐水ペーパーの方に残りますし、面取りを終えた将棋駒は濡らしたタオルで軽く拭けばそれで済みます。

 一応荒い400番で削って、細かい1000番で仕上げるという風にしてみましたが、これだったら別に400番だけでもよかったかな、という気がしないでもない。

 耐水ペーパー自体はDIYショップ、ホームセンターなどで簡単に入手できます。1枚98円+税でした。

 将棋駒の面取りなんて、誰でも簡単にできると言いますが、確かに削るだけなので、できるっちゃできますが、ちゃんとやれるのか、自分の納得のいくような仕上がりになるのかは別問題。一度失敗したらやり直しは効かないので、二の足を踏むのはよくわかる。私もそうでした。でも使っていて指が痛いんだから、もうこれは面取りするしかない。

 話が長くなりました。皆さんが見たいのは、その面取りした駒の写真のはず。では見ていきましょう。





















 全部の駒の写真を載せても仕方ないので、一部の駒、特にうまく行かなかったものばかりにしてみました。ここまでガリガリ削らなくても十分です。

 初めての面取なので、よくわからないので、思い切ってやってみました。おそらく多分にやりすぎたんじゃないかと思いますが。

 というのも人間の指先は極めて繊細なので、ほんのちょっと削るだけで十分だからです。またつい削りすぎてしまうことになりかねないので、極力少しの方がいいかと思います。

 面取りした結果、非常に指しやすくなりました。もちろん指が痛くなりこともありません。あとは思う存分使うだけです。

 付)もちろん面取りして良かったと思ってます。もし面取りするかどうかで迷っている方がいたら、思い切ってやってみることを薦めます。将棋駒は実用のものです。使ってなんぼのものですから。

 注)おそらく10万円以上の将棋駒なら、ちゃんと面取りされているはずです。

 蛇足)全部の将棋駒の面取りに3時間で済むとは思いませんでした。もっと時間がかかると思っていたので、こんなに短時間で済むなら、もっと早くにやっておけば良かったと思いました。


 

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