将棋の八大タイトル全てを独占した棋士、藤井聡太ですが、その強さについて、誰も簡単に言ってくれない。
そこで私が簡単に言います。一言で言えば「手早くて簡潔」。
月刊誌「将棋世界」掲載の彼の棋譜を並べてみて「彼は無駄な手を指さない、彼の将棋は、すきっと、まとまっいている」と感じました。
料理人に例えると、彼は食材に無駄な包丁は入れない。包丁捌きが華麗とかいうんでなく、必要最低限しか包丁を入れない、そんな印象です。
だから、あれだけ強いのに、谷川浩司十七世名人のような「光速の寄せ」とかいう異名がつかない。
要するに、彼の将棋は手早いんですよ、さっさっ、ぱっぱと相手を片づけてしまう。無駄がない。
切れ味鋭いとか、腰が重いとか、そういう将棋じゃないです、簡潔なんです。
そのためには終盤が強くないといけませんし、対局中、集中してよく考えないといけません。もちろん彼にはそれができています。
七冠制覇した羽生善治の場合は、とにかく手を捻り出す。自分がどんな不利な局面でも、何とか手にしようとする、そこが凄い。それを人は「羽生マジック」と言ったわけです。
いつか藤井聡太にも何かしら異名がつくと思いますが、「手早く簡潔な」彼の将棋をうまく表現する言葉を見つけるのは、ちょっと大変そうです。
そこで私が簡単に言います。一言で言えば「手早くて簡潔」。
月刊誌「将棋世界」掲載の彼の棋譜を並べてみて「彼は無駄な手を指さない、彼の将棋は、すきっと、まとまっいている」と感じました。
料理人に例えると、彼は食材に無駄な包丁は入れない。包丁捌きが華麗とかいうんでなく、必要最低限しか包丁を入れない、そんな印象です。
だから、あれだけ強いのに、谷川浩司十七世名人のような「光速の寄せ」とかいう異名がつかない。
要するに、彼の将棋は手早いんですよ、さっさっ、ぱっぱと相手を片づけてしまう。無駄がない。
切れ味鋭いとか、腰が重いとか、そういう将棋じゃないです、簡潔なんです。
そのためには終盤が強くないといけませんし、対局中、集中してよく考えないといけません。もちろん彼にはそれができています。
七冠制覇した羽生善治の場合は、とにかく手を捻り出す。自分がどんな不利な局面でも、何とか手にしようとする、そこが凄い。それを人は「羽生マジック」と言ったわけです。
いつか藤井聡太にも何かしら異名がつくと思いますが、「手早く簡潔な」彼の将棋をうまく表現する言葉を見つけるのは、ちょっと大変そうです。
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