カリグラフィー atelier Snowflake

手作りの温もりを伝えたい。カリグラフィー教室の開催、ウェルカムボード、グリーティングカードの制作・販売をしています。

「ケルズの書」を見てきました。

2012年05月06日 15時05分39秒 | カリグラフィー

4月18日~25日までアイルランドに行って来ました。

もちろんツアーに参加したのですが、

しかしながら「ケルズの書」を見ることを目的とした人は

いませんでした。

ツアー人数は35名でした。

日本人添乗員が成田から同行しましたが、

現地での日本語ガイドはダブリンだけでした。

その方も、特にカリグラフィーに詳しいわけではなく、

ツアーでは聖パトリック大聖堂は外から見るだけ~という

内容でした。

大体の人は、アイルランドの風景を見に来たという感じでした。

まだ行ったことのない国へ行ってみようと。

「ケルズの書」は想像していたより小さくて、

照明も暗く、拡大鏡でもなければ見辛いものでした。

早朝は観光客で混んでいますが、それ以外の時間は

空いているようです。

もっと、ゆっくり見ていたかったけれど、ツアーなので

流されていくばかりでした。

現在「ケルズの書」は4分割されていて、イルミネーション主体のものが2つ

文字が主体のものが2つに分けられているそうです。

ページが入れ替わるのは年に2~3回ということです。

忘れてはいけないのは「ダローの書」も同時に展示されていることです。

写本装飾の世界3大書物の2冊がダブリンの

トリニティー・カレッジのオールド・ライブラリーにあるのですから

写本装飾に興味のある方は、ぜひアイルランドのダブリンを

訪ねてみてください。

「百聞は一見に如かず」です。

ツアーなら旅費が一番安いのは11月から4月です。


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