4月18日~25日までアイルランドに行って来ました。
もちろんツアーに参加したのですが、
しかしながら「ケルズの書」を見ることを目的とした人は
いませんでした。
ツアー人数は35名でした。
日本人添乗員が成田から同行しましたが、
現地での日本語ガイドはダブリンだけでした。
その方も、特にカリグラフィーに詳しいわけではなく、
ツアーでは聖パトリック大聖堂は外から見るだけ~という
内容でした。
大体の人は、アイルランドの風景を見に来たという感じでした。
まだ行ったことのない国へ行ってみようと。
「ケルズの書」は想像していたより小さくて、
照明も暗く、拡大鏡でもなければ見辛いものでした。
早朝は観光客で混んでいますが、それ以外の時間は
空いているようです。
もっと、ゆっくり見ていたかったけれど、ツアーなので
流されていくばかりでした。
現在「ケルズの書」は4分割されていて、イルミネーション主体のものが2つ
文字が主体のものが2つに分けられているそうです。
ページが入れ替わるのは年に2~3回ということです。
忘れてはいけないのは「ダローの書」も同時に展示されていることです。
写本装飾の世界3大書物の2冊がダブリンの
トリニティー・カレッジのオールド・ライブラリーにあるのですから
写本装飾に興味のある方は、ぜひアイルランドのダブリンを
訪ねてみてください。
「百聞は一見に如かず」です。
ツアーなら旅費が一番安いのは11月から4月です。