日本あちこち撮り歩記・その2

おもに東北や信越地方の自然の美しさを撮り歩いたブログです。新しく「その2」をスタートします。

まり姫の散歩 1月23日編 テレビ映画編

2023-01-23 11:05:55 | 写真
昨日の日曜日は、一日のんびりテレビです。
土曜日放送されたケーブルの「カササギ殺人事件」全6話をぶっ通しで見ました。
近年珍しい本格的推理小説として評判の高いA・ホロビッツ作のクリスティにオマージュを捧げた長編小説のドラマ化です。

ベストセラー作家の新作が出版社に届くが、中を見ると最終章が無い。
慌てた編集人が連絡を取るも作者は謎の転落死を遂げていた。
果たしてベストセラー確実の新作の最終章はあるのか?
初めからワクワクする謎含みの出だしです。
そして物語は新作小説の内容が黄色主体の画面、現実のドラマがブルー主体の色調での展開となります。
同時に2つの事件を追って行くと言う1本で2件の推理ドラマと言う贅沢な内容となってます。

いやはや面白かったですね〜
こんなドラマが作れるなんてイギリスのテレビ界がうらやましいですね。
そして本格的推理ドラマは必ず約束事があるんですね。
途中で解決の為の仕掛けがあること、また犯人は警察官および主役の探偵ではないことです。。

長年、本格的推理小説を数多く読んで来ると、この仕掛けがよく分かる。
今回も小説のドラマ、そして現実の事件とそれぞれ犯人が2人いる訳ですが、途中で分かりました(*^^)v
おまけにこの俳優さんがこの役で?という映画独特の設定で分かることもありますね。
以前、我が国の推理小説の映画化で完成記者会見で女優さんが「犯人役なんて初めてだったので緊張しました」(´ω`)
なんてインタビューで答えることがあって、興ざめしましたが・・・・・
でもまあ、とにかくクリスティの作風をあらゆる所で引用したり、そしてアナグラムを謎解きの中心とするなど1作で4作くらいの労力を費やした作品です。
原作本だともっと楽しめるようですね。
最近のイギリスの小説界は好調ですね。
お勧めの作品です(*^_^*)

晴れた日の散歩から。
いつの間にか緑も少しずつ生えて来ていますね(*´ェ`*)



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