TOEIC Listening and Readingは時間との戦いだといっても過言ではありません。過去に受験経験が無い場合、リーディング最後の10問ぐらいを残したまま、時間切れになることも少なくないと思います。
その理由のひとつは、普段から英文を速く読む必要性が無いからです。センター試験(今年から大学入学共通テスト)や英検などでは、それほど時間に追われることはないし、自主的に英字新聞をよく読む人でも、自分のペースでゆっくり読む事が多いと思います。
一方、英語を母語としているアメリカ人が英文を読む平均スピードは毎分250ワードぐらいだそうです。速い人はその倍以上で読めるらしいのですが、そういう本当の速読者はほっておいて・・・
実は私も和文・英文を問わず、文字を読むのが遅いです。子供の頃から読書習慣が無かったせいかもしれません。振り返ってみると、私の両親もあまり本を読んでいなかったと思います。近所に図書館が無かったせいかな。父は夜仕事から帰ってきた後は、よくテレビの野球中継を見ていました(笑)。
前置きはこれくらいにして、今年は英文を読むスピードを上げようかなと思います。新年の抱負をブログ記事にするには少し出遅れた感がありますが。
A: 実はさきほどヤホーで検索していたら面白いサイトを見つけたんですよ。
B: それを言うならYahooでしょ。
A: 皆さん、Spreederというオンラインソフト、知ってますか?
B: 今さらかよ!(ヤホー漫才風)
Googleでspeed reading onlineを検索語にして検索すると、Free App | Spreeder - Spreeder CXというサイトが一番上にきます。そのサイトで自分が読みたい英文をコピペして緑色の「SPREED」をクリックすると、以下のような調節窓が現れます。
私が試して良さそうなsettingsとしては
words per minute: 130~200程度(自分の英語力に応じて変える)
chunk size: 6
font size: 40
alignment: left
自分の設定を入力したら緑文字saveをクリックし、△をクリックすれば文字が流れ始めます。コピペする英文はThe Japan Timesの英文記事を利用すれば良いでしょう。これを使って普段から170 words per minute以上で英文を読む訓練をすれば、眼球を素早く動かすことに慣れるのではないかと思います。そして、TOEICリーディングで時間内に問題をすべて解くことができるでしょう。
[今日の英単語]
saccade: 断続的[性]運動、サッカード(読書の際などの眼球の瞬間的運動)