先月18日の当ブログで「COVID-19感染予測」という記事を書きました。Googleの予測によると、11月16日から12月13日までに、大阪府の死亡者数と新規陽性者数はそれぞれ66人および9476人と推定されていました。
11月16日における大阪府の死亡数と累積感染者数は264人と15494人なので、それに66人と9476人を加えると、330人および24970人になります。
ところが、12月6日の時点で死亡数と累積感染者数は353人および22,507人でした。12月13日まであと1週間残っているのですが、死亡者数はGoogle予想より既に多くなっています。このペースで行くと、累積感染者数はほぼGoogleの予測どおりになりそうです。
日本の政治家の発言より、Google予測の方が信頼できそうだ(苦笑)。
イギリスやロシアでは、新型コロナウイルスに対するワクチンの大規模接種が今週から始まるようですし、アメリカでも近いうちに可能になるでしょう。でも、日本ではそれが期待できません。この冬は今まで通り、マスク着用と手洗いで乗り切るしかないでしょうね。
大阪府では「できる限り、不要不急の外出を控えてください(12月15日まで)」と要請しています。今週は繁華街に飲みに行かず、家で静かにクリスマスが来るのを待ちましょう。
ところで、日本の三密はWorld Health Organization(WHO)でも紹介されています。WHOが作成したPDFによると、Avoid the Three Csは
1. Crowded places
2. Close-contact settings
3. Confined and enclosed spaces
語呂がいいので三密という言葉が流行りましたが、私はこれにアルコール(A)を加えたいと思います。外食(会食)しても、お酒さえ飲まなければ感染リスクは低いまま抑えられると思います。アルコールが入ると、どうしても会食時間が長くなるし、笑い声が大きくなるし、食事が済んだ後も二次会(バーやスナックやカラオケ)に行く確率が高まります。たとえ少量でもお酒を飲むと、判断力が低下しますよね。
みんな分かっているはずですが、政治家は「お酒は飲まないように」とは言いません。