4月11日木曜日
2000年に会社を開始してから
当初はまだまだFAXが主流の時代だったのですが
年を追うごとにIT化がすすみ
仕事上でも電子メールにネット検索なしでは業務ができない時代となって
これまで数年ごとに買い替えていたのですが・・・
〔1998年起業前に購入:2002年にロシア人秘書に譲る〕
NEC:98note(オフィス用)
〔2000年購入:数年後突然不具合発生〕
IBM: Thinkpad (オフィス&出張兼用)
〔2002年購入:数年後突然立ち上がらなくなる〕
HITACHI: Prius(オフィス用)
〔2003年購入:小型すぎて使い勝手が悪くお蔵入り〕
SONY : Vaio(出張用)
〔2005年購入:Windows XPのサポート終了でお蔵入り〕
DELL: Inspiron(出張用)
DELL: Dimension(オフィス用)
〔2008年購入:持ち運びすぎて液晶が壊れる〕
PANASONIC: Let's note CF-S (出張用)
〔2012年購入:現在も使用中〕
PANASONIC: Let's note CF-B11(オフィス用)
〔2018年購入:現在も使用中〕
Microsoft: Surface Pro8 (出張用)
オフィス用に使っているCF-B11も既に12年目
Windows 11をインストールしているものの
公式には対応不可&不具合が発生しても自己責任と
『買い替えろ』と脅されているような状態
それなら、そろそろ買い替えの検討しようかなと大阪難波に出て
千日前のBIG CAMERAで下見してから
ついでに前々から猪鍋用に使ってる鍋の蓋が欲しいなと思っていたので
道具屋筋に向かい 店員に尋ねると簡単に探してきて
「そんで、なんぼなん」と大阪の商人風に値段を聞いたものの
なんせエセ関西人
値切る度胸なく アッサリ言い値で購入
『アカンがなぁ~』と沈みながら
大阪の電器屋街”日本橋でんでんタウン”で
とりあえずラップトップの中古を調べて
新品と差がなかったらネットで買おうと考えてたのですが
まだ使えてるし、事務所での仕事はほとんどスタッフ任せで
たまーに、エンジニアとしての顧客からの質問や要望への回答メールに返信するほかは
ネットサーフィンして遊んでるか、Amazon Primで映画観てるだけ
焦って買う必要無いか
と、アッサリと当初の目的を放棄して
久しぶりに裏難波を探検することにしちゃいました。
久しぶりに昭和のキャバレーを覗き
午後1時から営業のミス・パールにご出勤のホステスさん(推定年齢50代前半)を見かけ
『”昼サロ”で入っちゃおかなぁ~』と
鍋の蓋が入ったレジ袋をぶら下げながら一瞬迷ったのですが
一応、社員に日本橋でパソコンの下見してくると外出していた手前
そこまでハメ外しちゃあダメかな と反省
後ろ髪をひかれる思いでその場を立ち去り
いつも昼間に通ってはいつか来ようと思ってる炉端焼きの居酒屋を眺め
これまたいつも『いつか飲み倒したんで~』と思ってる
ちゃんこ屋と
ホルモン屋を眺め
腹減った~ と腕時計を見ると 時刻は12時05分
最近は食べ物屋だらけになった 地下街”なんなんタウン”は
インバウンド観光客だらけで
店も観光客からボッタくる気満々の様子に怖れをなし
近鉄で鶴橋に移動
以前看板をみて 久しぶりにソルロンタンでも食べよ と
ハングル訛りの店員に
「ソルロンタン、ハナ(1つ)」
「それからメクチューもハンビョン(1本)」と注文し
ワクワクしながらソルロンタンを待っていたのですが・・・
韓国と違って、しょぼいパンチャン(食事の突き出し)は仕方ないなと諦めたものの
これまたショボすぎるソルロンタンにガッカリ
韓国に駐在してた頃は
ウルサンの中小造船所(青丘)に行くと必ずお昼に立ち寄るソルロンタン専門店があって
大きなカクテキ(大根キムチ)といくつものパンチョンが並び
グツグツの鍋と一緒に素麺と生卵が出され
粗塩と胡椒をふって火傷しそうなスープを飲むのが最高だったんだよなぁ
ガッカリしながら店を出たものの
瓶ビールで勢いがついちゃったので
昭和の闇市をいまでも感じさせるアーケードを彷徨い
普段は朝から開けてる居酒屋に行くと お休みの貼り紙
仕方なく、晩酌のおともに豚足とむし豚でも買おうかなと思ったのですが
やっぱり諦めがつかず大阪在日の聖地"猪飼野"らしさの残るアーケードを彷徨って
コリアンタウンの近くまで来たところ
またまた、パソコンの下見と言ってるのに
昼間から酔っぱらって事務所に帰ったら
社員さんが呆れちゃうだろうなぁ と思い直し
(↑この辺りはシクタン(食堂)の客引きのアジュマ(オバハン)だらけ)
キムチを買って素直に事務所に戻ることにしちゃいました。
奈良で暮らすようになった1990年
伊丹空港周辺から阪神高速が夜でも照明がいらないほどのネオンに驚かされ
ミナミ(難波、道頓堀、心斎橋、宗右衛門町、天王寺)では
ネオンに喧噪も加わり異国にしか思えず
近づけない土地でしたが
何の因果か2006年から好き嫌いにかかわらず借金返済のために韓国で駐在することになり
帰国してからも本場のキムチが食べたくなって
猪飼野(日本の中の小さな済州と呼ばれる韓国朝鮮人部落)辺りを
時々彷徨うようになったのですが
まさに”血と骨”の舞台を彷彿させる空気が
気づかずに緊張させてしまうのか
鶴橋から電車に乗った途端にクッタクタ
いまや本国には残っていない”らしさ”溢れる
ある種貴重な土地なんだなぁと再認識
近頃はKポップや韓流映画ドラマで抵抗が無くなったのか
海外旅行でも”韓国”が人気の渡航先になってるようですが
猪飼野の方が、古き良き(?)朝鮮半島文化の名残を感じられますよ
但し、本国では美味しくなかったら生き残れない飲食店も
ココでは日本人からボッタくろうと商魂たくましい”アジュマ(オバハン)”だらけなので
注意と覚悟してくださいね。
ご参考までに、猪飼野の歴史はこちらから↓(映画”血と骨”の世界です)
https://japan.hani.co.kr/arti/culture/32856.html