https://www.youtube.com/watch?v=docxzjrPODU
いまからかれこれ10年前のこと
話せば長くなるので, 詳細の経緯はまたの機会にしたいと思いますが
インターネットカフェを経営していたことがありました。
その時
店内での貸し出し用に買い揃えたDVDの中に
この一本があったのです。
ある日のこと
店をスタッフに任せ
一番奥まったブースに入り、この作品を鑑賞してみたのですが・・・
その衝撃たるや一言や二言で言い表せれるものではありませんでした!!!
当時、関西に暮らすようになって15年
生まれ故郷の愛知県三河地方の豊橋でも
小学校の校区内に朝鮮学校(小学校)があり
小学校の同級生や先輩後輩の中に在日朝鮮人の子もいたし
その後も仲良くなった他の校区の子供の家がパチンコ屋だったり
我が家の近所の空家を借りてスーパー向けの餃子を作る家もあったし
中高生の時には、街の繁華街でメンチキリがきっかけで
人気のない公園や駅の公衆便所で大立ち回りのケンカをした相手がだいたい在日韓国朝鮮人
(一級上のケンカ相手とは、その後親友と呼べるほど仲良しになりましたが)
ごくごく普通の生活を送っている市井の人間と比べたら
そこそこ(在日韓国朝鮮人のことは)知ってると自負していたのですが
この映画を観て、日本における歴史とその生き様を初めて知らされた気がしました。
映画について 素人あれこれと言うのは好きではありませんので
まだご覧になっていない方で興味を持たれましたら
↓ から全編をご覧になってみてください。
https://www.youtube.com/watch?v=4zmYrFUrBpY
私は、この映画を観たあとで衝撃と興奮が冷めやらず
原作者の梁石日(ヤンソギル)氏の小説を片っ端から読んでしまったほどです。
特にオススメしたいのは ”夜を駆けて”
在日の話とは異なりますが”闇の子供達”も衝撃を与えられた一作です。
最後にもうひとつ加えさせていただくと
この映画、シリアスで、絶望のどん底のような真っ暗な映画と思いきや
コミカルで笑いを誘うようなシーンもあり
ケンチャナヨ(気にしない、構わない)精神の民族だったと
思い出して胸を撫で下ろしました。
(このブログを読んでいただいた方が映画を視聴し終わったと思われる頃、映画の感想を記事にしたいと思います。)