書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

蘇軾・黄州寒食詩巻(1082)

2006-09-15 07:19:28 | Weblog

蘇軾が黄州(今の華北)へ流されていた春、
寒食を迎えた時の詩だ。
うら寂しい心境を綴ったものであるが、
疎にして密、緩にして急、な揺ぎ無い筆勢の見事さもさることながら、
深い教養、真摯な道徳感に裏打ちされた奥の深さが滲み出ている傑作である。
後世の書家が挙って絶賛している。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿