書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

范仲淹・道服賛

2006-09-05 07:25:32 | Weblog

范仲淹(989-1053)
北宋の新しい文化を代表する新進気鋭の文化人であり、
高潔な鉄人政治家として知られる。

洞庭湖の畔の岳陽にある三楼として名高い岳陽楼
その中心に燦然と輝いて収まっているのが范仲淹の記した岳陽楼記である。

先天下之憂而憂
後天下之楽而楽

彼のこの名文は天下に轟き、
わが国の明治の元勲達の政治理念の規範とされた。

道服賛
書人としての名声はそれ程では無かったのであろうか、
一般に見られる彼の書は少ない。



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