書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

孫過庭・書譜(687)

2006-07-29 07:33:56 | Weblog

孫過庭(?)
生没の詳細は不明であるが、
博学にして書論に通じていた記録は残っている。

孫過庭の代表作である。
草書の名書としてばかりでなく、
古来からの書法、書論を説き、書道の変遷を鋭く論じ、
書論としても名高い。
二王の正統を正しく継承しているとされるが、
点・線が縦横無尽に入り乱れ熱気をはらむ。
線の太細、文字の大小、強弱の変化が独特なリズムと変化を生み、
躍動感の溢れる作品となっている。


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