書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

文覚・消息

2007-07-12 07:00:43 | Weblog

文覚(?-?)
今昔物語に登場し、横恋慕した袈裟の首を切った俗名遠藤盛遠だ。
18歳の時と言う。
後白河法皇の勘をこうもり伊豆に流され頼朝と知り合う。
頼朝の旗揚げに功があり重用されるが、
再び隠岐へ流罪となり、その後の消息は知られていない。

荒坊師の名を彷彿される豪快な筆致、
けれんみのない純朴そのものだ。
豪快実直な人柄が偲ばれる。

御灌頂めでたくはて候ぬる返る神妙候さみたれ

最新の画像もっと見る

コメントを投稿