歸去來兮 歸去來兮(かへりなん いざ)
田園將蕪胡不歸 田園 將に蕪れなんとす 胡(なん)ぞ歸らざる
既自以心爲形役 既に自ら心を以て形の役と爲す
奚惆悵而獨悲 奚(なん)ぞ惆悵して獨り悲しむや
悟已往之不諫 已往の諫めざるを悟り
知來者之可追 來者の追ふ可きを知る
實迷途其未遠 實に途に迷ふこと 其れ未だ遠からずして
覺今是而昨非 覺る 今は是にして 昨は非なるを
舟遙遙以輕 舟は遙遙として 以て輕し
風飄飄而吹衣 風は飄飄として 衣を吹く
問征夫以前路 征夫に問ふに 前路を以ってし
恨晨光之熹微 晨光の熹微なるを恨む
田園將蕪胡不歸 田園 將に蕪れなんとす 胡(なん)ぞ歸らざる
既自以心爲形役 既に自ら心を以て形の役と爲す
奚惆悵而獨悲 奚(なん)ぞ惆悵して獨り悲しむや
悟已往之不諫 已往の諫めざるを悟り
知來者之可追 來者の追ふ可きを知る
實迷途其未遠 實に途に迷ふこと 其れ未だ遠からずして
覺今是而昨非 覺る 今は是にして 昨は非なるを
舟遙遙以輕 舟は遙遙として 以て輕し
風飄飄而吹衣 風は飄飄として 衣を吹く
問征夫以前路 征夫に問ふに 前路を以ってし
恨晨光之熹微 晨光の熹微なるを恨む
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