光学迷彩というのを聞いたことがあるでしょうか?
これはまだ現実には 実用化していませんが
ステルス機がレーダー等の電波域に対して
肉眼が感知する可視光域に対して見えなく
なる技術であり アニメの攻殻チョメチョメ隊
の思考型多脚戦車に実装されてましたので
ご覧になった方も多いと思います
この方法についてはいくつか考えられます
これはSFの古典である 透明人間と同様の
やり方です
荒唐無稽のようですが 深海生物などには
ですが工学的に応用するのはちょっと
難しいと思います
これは 周りの景色の一部を取り込んでから
それを自身に向け投影することで同化する
適応型カモフラージュといわれている技術です
実際に2015あたりから いくつか試作品が
公表されていて実用化が期待されています
じつはタチ○マも透明化しているような表現に
なっていますが 設定を見るとこの技術の応用
であることが解ります
ちなみにカメレオンは皮膚が多層になっていて
上層細胞が緩むと寒色系 緊張して縮むと暖色系
が現れるという説が有力です
光を吸収してしまう
このやり方もいくつかあります
反射と吸収を繰り返すことで 光を減衰させる方法
これは光子ではヴィーンの黒箱
レーダー波では現在 開発中の第五世代機用の
s字ダクトでダクト内でレーダー波を何度も反射
させ減衰させることでRCS値を下げる効果を
狙っていますが同様の原理です
レーダー波では現在 開発中の第五世代機用の
s字ダクトでダクト内でレーダー波を何度も反射
させ減衰させることでRCS値を下げる効果を
狙っていますが同様の原理です
そして 今回、ご紹介したいのがこちらの
光を反射しない素材 ダークメタマテリアルです
これはずばり吸収素材/ダークメタマテリアルによって
光を吸収してしまい まったく反射させない
という凄い能力を持っています
説明しよう! メタマテリアルとは?
光の波長よりも細かな構造を人工的に導入して
その構造と光との総合作用を利用して、
実効的な物質の光学特性を人工的に操作した
疑似物質。“メタ”は超越したという意味である
理研PDFより抜粋
その構造と光との総合作用を利用して、
実効的な物質の光学特性を人工的に操作した
疑似物質。“メタ”は超越したという意味である
理研PDFより抜粋
ダークマテリアルはこうしたメタマテリアルの
ひとつです
ひとつです
人間の目は物に当たって反射してくる光を受けて
初めて 対象物を見ることができます
では相手が真っ黒で反射が無ければどうでしょうか?
当然 そこに在るのに見えません!
おっ これは光学迷彩といえる技術です
この素材の能力が向上すれば メタマテリアルで
この素材の能力が向上すれば メタマテリアルで
包んでしまえば実質的には見えなくなるはずです
現在のグレイ系で塗装している低視認化/ロービジリティとは
レベルの違う非視認化/Non visibilityの可能性があります
ちょっとまったぁ!
さて 読者の中には確かに見えないかもしれないが
ペガッサのダークゾーンのように黒くぽっかり穴が
空くんじゃないか? かえって目立つだろと思った
高IQの切れ者さんもいるかもしれません
実はこのメタマテリアルのナノ構造体は全ての色を
再現できる波長のコントロールにも成功しています
ですから これを組み合わせればスクリーン無しで
MGSのハイテク忍者のような存在が出現する可能性も
更に赤外線等の放射も遮断する機能をつけて
サーモグラフィ等にも反応しないようにすれば
感知されないプレデターのような まさに
感知されないプレデターのような まさに
21Cの忍者部隊ができることでしょう 楽しみです!
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