写真は昔のです。
この前、中学生の上の娘が何やら浮かない顔していました。
「どうした?何かあった?」
「今度、学校代表で区の公会堂でスピーチすることになって、チョット憂鬱なんだよね」
「緊張してるの?」
「もちろん緊張はしてるけど、それより嫌なのが、自分で書いた原稿の半分くらい、先生に直された。これだと自分の考えと違うところも有るから、スピーチに心が入らないよ」
どうやら、中学校のスピーチコンテストの代表に選ばれたようです。
「選ばれただけで凄いと思うよ。どうやって決まったの?」
「先生に、やってみないかと言われて、その時忙しくて、取り敢えずハイって返事しちゃって、後で断ろうと思ってたけど気付いたら決まってた」
随分と軽い感じの選考に思えますし、生徒が書いた原稿の内容を先生が変えるのはどうかと思いました。
「まあ、気楽にやれば良いんじゃない?」
「先生達もかなり時間をさいてくれてるし協力もしてくれてるから、それには応えたいからやれるだけやってみる」
何と素晴らしい娘でしょう。
一体誰に似たのでしょうか?少なくとも僕では無いと思います。
そんな話をしたことはすっかり忘れていたのですが、つい先日思い出し、結果を聞いてみました。
「そう言えば、スピーチどうだった?上手く出来た?」
「優勝した」
「えっ?」
「優勝した。次は横浜市のコンテストに出るみたい」
なんと、区の代表に選ばれて、次は横浜市だそうです。
次の会場を調べてみると、随分と立派な建物で、収容人数もそれなりの公会堂でした。
コンテスト当日は、横浜市長も来るのでしょうか。
「市長も来るのかな?もし会えたら太陽光パネルの事で文句言ってやりたいね。当時は、絶対に損はさせないということで太陽光パネルを推奨してたから付けたのに、売電価格が落ちてとてもじゃないけど元は取れないよ。騙されたよ」
「それって黒岩さんじゃないの?」
「そう。黒岩さん」
「黒岩さんは県知事だよ。市長は山中さんだよ」
ごめんなさい山中さん。間違えました。
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