皆さん、今晩わ。半ちゃん、終わってしまいました。あやパパ予想は、白井大臣が味方に付いてくれるトコは大正解。やっぱ、白井さんはできる子です。桔梗の花が決め手とは、麒麟さんも意識した憎い演出ですなー。盆栽をぶっ壊すトコなんかは、最初から考えていた段取りとは思えません。途中で気がついたのでしょうか。”桔梗”対”松”。踏みにじられた乙女心が、権威の象徴の松を叩きつけるぅー。不覚にも、あやパパは、その場面で拍手してしまいました。痺れましたねー。
しかし、美濃部さんが土下座する事は、予測できたものの、頭取と大和田さんがあのような変身をするとは、読めませんでした。視聴者の予測をどこまで外すか?腕前ですね。とりあえず、大和田さんの機転で、半ちゃんは銀行に残るようですが、もう、半ちゃんは仮想空間の中でも国民的英雄ですね。役者です。と、言っても誰も信用しないでしょう。次は誰が、頭取になるのかなー。大和田さんは、どこに行くのかなー。もう、次のシリーズを春からやって欲しい勢いです。
白井大臣ですが、江戸時代に、ここ但馬の地には生野銀山という幕府直轄の大拠点があって、文字通り銀をザクザク掘り出していました。最盛期には、月産150貫(約562kg)の銀を産出したと記録があります。ここに、全国に幾つも無い生野奉行所というのがあって、山川庄兵衛という人が奉行をしていました。徳川二代将軍秀忠の時代です。こいつが悪いやつで、重税を課して吹毛求疵の苛烈な支配をした上に、いい女がいたら手籠にするわ、滝を見物に行けば女の子を裸にして滝にほり込んで喜ぶわ、やりたい放題の悪行をしていました。ここで、こんな奉行を何とかして下さいと、江戸まで越訴に行ったのが、白井与助と言う人です。やっと、白井さんが出てきました。
この時代、お上に、それも幕府の奉行に逆らうなんてのは、命がいくつあっても足りない所業です。今の朝来市と養父(やぶ)市の2郡の百姓全員の陳情でした。結果、どうなったと思います。なんと、幕府はこの陳情を取り上げて、山川庄兵衛は死罪それも牛引きの刑、子供三人は京都で断罪と、これまた、極端。幕府の権力体制が不安定な中、見せしめの効果も狙ったのでしょうか。土下座で済む話ではありません。一方の白井さん達(二人で行った、白井さんは朝来の代表)は乗馬・帯刀を許され故郷に錦を飾ったと言うからこれまた驚きです。元和6年(1620年)の事でした。と、言うように白井さんはやる人なのですよ。説明が長くてすみません。
なお、後の世に起こった元文一揆では大勢の首謀者が誅殺され、粛清されました。幕府が安定した事が原因です。なので、余計に白井与助の人物と行動は400年経った今でも、希望の光を放ち続けます。未来に向けて。仮想空間の元白井大臣もこれからの活躍を期待していますよ。またまた、RUN外のボログでした。生野銀山にも、#GOTO観光に来てね。
今の事 昔の事と 重なりて 勇者の姿 眩しく仰ぎ あやパパ
http://www.ikuno-ginzan.co.jp/kankou/kankou02.html 引用