指揮/松岡 究
ピアノ/中ノ森めぐみ
マリンバ/米原真吾
【プログラム】
1, ピアノ協奏曲 イ短調 作品54/シューマン作曲
独奏:中ノ森めぐみ
2, マリンバ協奏曲 ハ長調 作品48/カバレフスキー作曲
独奏:米原真吾
3, 交響曲第6番 ヘ長調 作品68 「田園」/ベートーヴェン作曲
爽やかな風で町中が覆われる新緑の季節がやってきました。大山を控えた米子市ではこれから一年で一番すがすがしい季節を迎えようとしています。
ミンクス室内オーケストラの演奏会は、この時期の風物詩として、すっかりおなじみになってきました。
ミンクスは今年度福井で行われる国民文化祭のオペラ公演のオーケストラを依頼されるなど、山陰地方を超えての評価を頂き、活動が広がろうとしています。
米子市においては、近年地元の演奏家をソリストに迎え、より皆様に親しんでいただける演奏会をと心がけてまいりましたが、今年はピアニスト中ノ森めぐみさん、マリンバ奏者米原真吾氏のお二人をソリストに迎えるという贅沢な演奏会になりました。
中ノ森さんは地元米子北斗高校を卒業後東京藝術大学に進学、ピアノの研鑽に励んでおられますがすでに、カウベルピアノコンクールでグランプリ受賞、ヤングアーチストコンクール18歳以上の部銀賞など数々の輝かしい経歴を持っておられます。
近年の米子における若いピアニストの活躍は目を見張るものがあります。ミンクスと共演された安部可菜子さん、星野智子さんの素晴らしい演奏はいまだに記憶に新しいところですが、今また中ノ森さんという、素晴らしいピアニストに出会うことができるというのは、米子に暮らすものにとっては本当に楽しみなことです。演奏されるのは、シューマンのピアノ協奏曲。ロマン派の名曲が若い時期ならではの感性を持つ、中ノ森さんによってどう美しく演奏されるのでしょう。楽しみです。
マリンバ奏者米原さんは、安来市出身。三重大学、鳴門教育大学大学院などで学ばれておられます。優れた吹奏楽の指導者としてのみならず、マリンバ奏者としての評価は高く、昨年の鳥取県管弦打楽器オーディションではその実力を遺憾なく発揮されました。
ロシアの近代作曲家カバレフスキーのマリンバ協奏曲を演奏されます。あまり聞くチャンスのないマリンバの協奏曲。打楽器ファンならずとも聞き逃せないところです。
メインはベートーベンの田園。農村の美しい世界を見事に歌い上げた新緑の季節にもっともふさわしい名曲です。
指揮はおなじみの松岡究氏です。爽やかな季節にふさわしい、若いお二人の薫るような演奏と、名曲の調べ、ぜひお楽しみいただければと思います。
ピアノ/中ノ森めぐみ
マリンバ/米原真吾
【プログラム】
1, ピアノ協奏曲 イ短調 作品54/シューマン作曲
独奏:中ノ森めぐみ
2, マリンバ協奏曲 ハ長調 作品48/カバレフスキー作曲
独奏:米原真吾
3, 交響曲第6番 ヘ長調 作品68 「田園」/ベートーヴェン作曲
爽やかな風で町中が覆われる新緑の季節がやってきました。大山を控えた米子市ではこれから一年で一番すがすがしい季節を迎えようとしています。
ミンクス室内オーケストラの演奏会は、この時期の風物詩として、すっかりおなじみになってきました。
ミンクスは今年度福井で行われる国民文化祭のオペラ公演のオーケストラを依頼されるなど、山陰地方を超えての評価を頂き、活動が広がろうとしています。
米子市においては、近年地元の演奏家をソリストに迎え、より皆様に親しんでいただける演奏会をと心がけてまいりましたが、今年はピアニスト中ノ森めぐみさん、マリンバ奏者米原真吾氏のお二人をソリストに迎えるという贅沢な演奏会になりました。
中ノ森さんは地元米子北斗高校を卒業後東京藝術大学に進学、ピアノの研鑽に励んでおられますがすでに、カウベルピアノコンクールでグランプリ受賞、ヤングアーチストコンクール18歳以上の部銀賞など数々の輝かしい経歴を持っておられます。
近年の米子における若いピアニストの活躍は目を見張るものがあります。ミンクスと共演された安部可菜子さん、星野智子さんの素晴らしい演奏はいまだに記憶に新しいところですが、今また中ノ森さんという、素晴らしいピアニストに出会うことができるというのは、米子に暮らすものにとっては本当に楽しみなことです。演奏されるのは、シューマンのピアノ協奏曲。ロマン派の名曲が若い時期ならではの感性を持つ、中ノ森さんによってどう美しく演奏されるのでしょう。楽しみです。
マリンバ奏者米原さんは、安来市出身。三重大学、鳴門教育大学大学院などで学ばれておられます。優れた吹奏楽の指導者としてのみならず、マリンバ奏者としての評価は高く、昨年の鳥取県管弦打楽器オーディションではその実力を遺憾なく発揮されました。
ロシアの近代作曲家カバレフスキーのマリンバ協奏曲を演奏されます。あまり聞くチャンスのないマリンバの協奏曲。打楽器ファンならずとも聞き逃せないところです。
メインはベートーベンの田園。農村の美しい世界を見事に歌い上げた新緑の季節にもっともふさわしい名曲です。
指揮はおなじみの松岡究氏です。爽やかな季節にふさわしい、若いお二人の薫るような演奏と、名曲の調べ、ぜひお楽しみいただければと思います。