ミンクス室内オーケストラ

1986年に結成されました。常任指揮者に、松岡究氏を迎えモーツアルト、ベートーベンなどの古典を中心に演奏しています。

アマールと夜の訪問者

2005-12-19 16:51:09 | 演奏会のご案内
鳥取オペラ協会の公演

クリスマスの時期にはふさわしい とてもかわいいオペラです。

キリスト誕生のときお祝いにかけつる途中の三人の東方の王様が途中で寒さにくじけて、
小さなあばら家に立ち寄ります。

そこには足の不自由な男の子と、お母さん。
貧乏でもう食べるものもないけど、無邪気な空想好きの男の子アマール。
お母さんはけなげに女でひとつで一生懸命育てますが、

お金に困って羊は売ってしまったし、
ミルクをくれていた黒いヤギは年をとって死んでしまった。 
もう明日食べるものもないんだよ、、、、

いいよおかあさんなかないで 僕はジプシーのように お母さんは道化師のように、町から町をまわろうね

ノックして突然現れる王様三人

二人とも王様三人にびっくりして、それでも村の人たちも集めて一生懸命もてなします。

王様の持ってるのは宝箱。
生まれてくるキリスト様へのお祝いの品。

金貨もあるし、いろいろな不思議な魔法の道具もあるよ。
ほーら僕にはあめ玉を上げようね。

ねえ僕の足をなおす不思議な石ってないの、、、

寝付いてしまった王様、、、、お母さんはアマールのために少しだけ金貨をもらおうとこっそり手を伸ばしますが、従者に見つかってしまいます。

 なんて恥知らずなー!!! 叫ぶ従者。

アマールは一生懸命お母さんをかばいます。

盗んだのは僕だよ  
お母さんをいじめないで、、、

優しい王様  
いいよ いいよ 金貨は上げようね。
今夜生まれてくるその子には、金貨なんて要らないよ、
世界中の人を幸せにしてくれる人だもの。

ああその人を私たちも待ち望んでいた。
そんな人なら、私に何かあれば何でも差し上げるのに、とお母さん。

ねえお母さん僕の作った杖を上げようよ、きっと喜んでくれるよ、、、、
だめよ!その杖はお前の大事な、、、、、、

そのときアマールに奇跡が起こります。



えーっとなんと言ったらいいか、クリスマスの夜のとっても素敵な物語。
音楽もとってもかわいくってきれい。

サウンドオブミュージック と アラビアの蛇使いと、アラビアダンス トルコの軍楽隊と プロコフィエフ とクリスマスキャロルと 牧歌 と いろいろを混ぜ合わせると、こんな感じになるかなー

ミンクス全員は出れないので今回は代表して何人かが鳥取オペラ協会弦楽アンサンブルとして出演します。


アマールと夜の訪問者。  メノッティー作曲

琴浦町カウベルホールにて
2005年12月23日
午後2時  午後6時30分 の二回公演。
入場料は3000円

山本喜三作曲の

運のいいロバ

も演奏されます。

指揮 松岡究  演出 中村敬一

        (昼)        (夜)

アマール 恩田千絵    野津美智子
母     鶴崎千晴    小椋美香子
王様 従者   加藤耕一    松本厚志   山田康之  西岡千秋   

バイオリン 吉田明雄 (ミンクス室内オーケストラ)
        釈伸司  (元テレマン室内管弦楽団コンサートマスター)
      
        曽田千鶴  (ミンクス室内オーケストラ)
        宮崎万理 (桐朋音楽大学卒業、江藤俊哉コンクール2位)

ビオラ    高田明日香 (ミンクス室内オーケストラ)
        北山三枝子 (作陽高校音楽科講師)

チェロ    須々木竜紀 (ミンクス室内オーケストラ)
        山岸孝教  (元テレマン室内管弦楽団)

コントラバス渡部琢也  (ミンクス室内オーケストラ)

オーボエ  古川雅彦  (ミンクス室内オーケストラ)

 

        
 


鷲見三郎顕彰事業

2005-12-15 12:06:53 | 音楽
今年度の鷲見三郎顕彰記念、弦楽の響きコンサートは新春早々の演奏会になりました。
新春にふさわしい、地元の若きピアニスト中ノ森めぐみさんと、日本を代表する弦楽四重奏団SAWA QUARTET の共演です。
鷲見三郎氏は米子市の生んだ偉大なバイオリンの指導者。数多くの名バイオリニストを育て上げられました。現在活躍する日本のバイオリニストで鷲見氏と関連を持たない人を探すのはきわめて難しい、といっても過言ではありません。米子市ではその偉大な業績を顕彰するため、氏の育てられた著明な音楽家を招いてのコンサートを行っています。
今年度あわせて行われるジュニアオーケストラの演奏会の指導には、長岡京アンサンブルの主催者として有名な森悠子氏が指導者として加わっていただくことになりました。
さて、近年は地元の演奏家と、鷲見氏の育てられた著明な演奏家との共演によるコンサートを行ってまいりました。安部可菜子氏と澤和樹氏の共演、野坂智子氏、稲田真司氏とSAWA QURTETの共演は何れも、地元の音楽ファンに大きな感動を与えました。
鳥取県でも優れた演奏家が沢山育つようになりましたが、このような超一流の演奏家との共演は、米子の音楽ファンや、これから音楽の道を目指す若い子供たちに大きな夢を与えてくれます。
今年度登場する中ノ森めぐみさんは米子北斗を卒業後、東京藝術大学で学ぶ新進のピアニスト。すでに数々のコンクールでの入賞歴を持っておられます。平成17年5月にはミンクス室内オーケストラと共演されシューマンのピアノ協奏曲を演奏され地元の音楽ファンに大きな感動を与えて下さいました。
SAWA QUARTET は東京藝術大学教授でバイオリン奏者の 澤 和樹氏の主催される日本では最も有名な弦楽四重奏団のひとつです。ファーストバイオリンの澤 和樹氏はもとより、デュオハヤシとしての活躍でも有名なチェロの林 俊昭氏などこれほどの著明な演奏家が集まっての弦楽四重奏は国内では他に類を見ません。
昨年度の演奏会では澤氏のお人柄もあいまって、アンコールのときなど、客席と一体となった暖かい演奏会になりました。
今年の演奏会は。モーツアルト:弦楽四重奏曲変ロ長調 狩 ラベル:弦楽四重奏 シューマン:ピアノ5重奏曲が演奏されます。
今回のチケットの裏面には、お越しの皆様のお名前をいただけますようお願いをしております。 米子市の音楽文化を担当する文化ホールでは独自の鑑賞団体や会員を持っておりません。皆様が連絡先としてお名前を書いていただければ、文化ホール主催の安価で、ハイレベルな演奏会のご案内を差し上げることが出来ます。安定した集客が望めるようになれば様々な演奏会の企画が可能となり、音楽ファンの皆様の大きなメリットとなると思われます。 ご理解のうえ、どうかお名前を書いていただきますよう、お願いいたします。