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綾町の雛飾りは他とは少し違うところがあって、里山の景色の中にひな壇を
飾る風習がありました。
(現在の雛飾りもこんな感じですべて飾ってる訳ではありません)
里山の景色は実物の苔、樹、植物で景観を再現しますし、水の流れを再現
したりします。
これが”雛山”と呼ばれる所以かなと考えます。
畳の間に飾るときは土の重みで床が抜けないように補強してから山を作った、と聞いたことが
あります。
おまけ
綾小児童の手作り雛 各児童のネーム雛が対でかざってあります。
綾の雛山は江戸時代に始まったようで、女性は山の神とされて、女の子が生まれると
神が住むにふさわしい山を作り、そこに自然の苔、樹、花で飾り付けをして祝ったのが
始まりのようです。