「釣れる自分」 と 「釣れない自分」 2016年03月02日 | こんなん読んだよ 「生きて死ぬ智慧」 ときどき読み返す名著です。 著者の柳澤桂子さんは生命科学の世界的な研究者でした。 しかし、若くして原因不明の難病に罹り、36年間寝たきりの生活を余儀なくされ、失意のうちに研究の一線から退かれます。 想像を絶する苦悩と孤独の中で 「生とは何か」 を見つめ続けられた氏は、ある日釈尊の世界観を感得されます。 氏はそのときの気持ちを 「厚い雲を突き抜 . . . 本文を読む