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晴耕雨読

2013年09月01日 | 読書感想
二週続けて雨の週末なのでおとなしくお家で読書です。落雷が恐いのでネット・サーフもせず、買い置きの文庫読み


「女王陛下の魔術師」 ベン・アーロノヴィッチ著/ハヤカワ書房

 ロンドン警視庁の見習い巡査が遭遇した殺人事件の唯一の目撃者は、幽霊でした。藁をもすがる気持ちでもう一度幽霊に事情徴収しようと真夜中の教会でゴーストハントしていたら、ステキ紳士に声をかけられました。ゲイのおっさんかと思い、幽霊を捜索中とお断りししました。「ゴーストハントを続けてくれ、巡査」と言って立ち去った不思議紳士は特殊犯罪課の主任警部で、翌日から巡査は犯罪課へ移動、魔術師の弟子となりました。

 ・警察小説と魔法ファンタジーのミックス。魔法といっても子供向けじゃ有りません。
 ・魔法とエネルギーの問題がでてくるのが、ユニーク。錬金術にはまっていたニュートンを祖とする魔術師の系統だからか?
 ・ロンドンの地形がわからないと、全体像が把握しにくい。川の問題もあるので。
 ・小ねたで「STAR WARS」のことが何回か出てくる。きっと作者が好きなのだろう、SW好きにはクスッと笑えて嬉しい。
 ・師匠とその弟子は私のツボです。↑例えるならヨーダとルーク? クヮイガン・ジンとオビワン?
 ・クライマックスは「タイムスクープハンター」っぽい(笑〕
 ・シリーズ化されたので次も読もうと思う、黒髪メイド・モリーの正体がわかるらしい。
 ・森 薫さんとかに漫画化してもらいたい、モリーのイラストだけでも。

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