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映画感想「るろうに剣心 最終章 The Biginning」

2021年06月05日 | G以外ヲタ萌え話
見てきたよ! 10年かけて完成した大作でした。
漫画のケレン味残しつつ、リアルな実写として素晴らしい!

 第一印象は、古橋一浩監督のOVA「るろうに剣心追憶編」を実写化したらこんな感じだろうな、という思いでした。もちろん、いい意味で。クレジットにも協力者としてアニメの脚本家:十川誠志氏の名がでてました。きっと、スタッフの方々もOVAをリスペクトしているのだろうと推測します。

 起;冒頭から惨殺シーン炸裂!人斬り抜刀斎MAXモード! 殺陣がハイスペックすぎる! 血がドバーッ、「椿三十郎」か?(←古い、笑) 騎兵隊エピソード有り。
 承;巴登場! 血の雨に降られても美しい。愛想なくても愛おしい。佇まいが清楚。
池田屋事件の史実は置いといて、ここでも抜刀斎vs沖田総司のバトルが凄まじい! 低い姿勢で刀を構える沖田の剣筋が新鮮でした。ちゃんと月代も剃ってた。←私的に重要(笑)。
 転;京を離れ田舎で暮らす抜刀斎と巴、静謐な空間の真摯な語らいが素敵です。二人の歩み寄りが丁寧に演出されています。
 結;縁(少年)登場で最後の修羅場へ、壮絶な戦いでした。巴の最後のセリフは声にならず、でも口の動きから状況から、推し量られる。切ないよ~。鳥羽伏見を経て流浪人へ。

その他細かい感想では、
・巴の帯は角出し系が多かったけど、中居姿の時は吉弥結びのほうが動きやすいぞ。
・抜刀斎の食事の所作が美しかった。小萩家で蓋つき椀の汁を食するシーンは特に。(蓋を取ってから箸を取り口に運ぶまでの一連の流れ)所作指導とかあったのか?
・清里の惨殺シーンはこれまでも、今回も、回想としてよく出てくるが、これは抜刀斎の心情の揺らぎに欠かせないシーンなので、痛ましいけど必要なのだろうな、と。
・斎藤は登場するし、牙突も見せてくれるが、vs抜刀斎は無かったので残念と言えば残念、でも今回はvs沖田が新鮮組との対峙での見せ場だから致し方無い。
 
また思い出したら何か書く。
今回、上映中に映写のトラブルで画面が真っ暗に! 2~3分しても復旧しない、スタッフも来ないし、誰も行動起こさないので、自分がロビーから電話した。すぐスタッフが来て誤り、映画再開してくれた。で、禁門の変から都落ちあたりは二度観れた。
 


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