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シルクロード熱再び?

2012年09月22日 | 読書感想
春に「平山郁夫展」に行きそびれたせいもあるのか、シルクロード熱がまたじわじわと来てる自分…。

「乙嫁語り」 森薫著
   シルクロードのいろいろな場所の嫁さん事情を英国人の目で語るシリーズ。嫁かわいい。民族衣装の描き込みっぷりがすごい! 絨毯も。馬も羊も山羊もかわいい。
   髪に薔薇の香油を塗るシーンがあって、いいかも、と思い、自分も「マラケッシュ・ローズ」を椿油の代わりに愛用中。

「長歌行」 夏達(シャタァ)著
   唐の後継者争いで李世民に一族を殺されただ一人生き残った娘の復讐譚。前作のほんわか雰囲気とはガラリと変わって大河ロマン。繊細かつ大胆なペンタッチがステキ。ご本人もかわいい中国人漫画家さん。

「シュトヘル」 伊藤悠著
   13世紀、蒙古に蹂躙される西夏の文字を守る、ツォグ族王子ユルールと女戦士シュトヘル(須藤)の戦い。弟命の兄ちゃんハラバルもいじらしい。武器もお茶目だし(笑) お付のじいやも頑張ってるよ!
   例えるなら井上靖の西域小説「敦煌」「蒼い狼」にとても近い雰囲気。前作「皇国の守護者」も軍隊もの、こちらも時代は違えど軍隊もの。サーベルタイガーのかわりに狼。



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