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中国と日本の政治の決定のスピードの違い

2010-01-04 12:47:20 | 日記
中国と日本の対照的なところ。
 中国の決定と行動の早さ。
 日本の決定決断の遅さ。

日本は世界の中でも、物事を決めるのに最も時間のかかる国ではないだろうか。

逆に中国は物事を決めるのに最も早い国ではなだろうか?行動に出るまでが早いと思う。
例えば、
有人ロケット打ち上げ、環境対策での風車や太陽電池設置の早いこと、新幹線世界最速営業運転すでに開始、資源の確保に見られる海外投資、
みんなすごい勢いで拡大を実現させている。
これらはあっという間に躍進してきたという印象を受ける。

理由として考えられるのは(事の良し悪しは置いといて):
1).体制の違い、一党独裁。
政治の場で賛成反対の対立をする必要がないから決定が早い。
中国のように、非常に大きな人口を抱える国にとっては、政治的には、計らずも適している体制になっているのではないだろうか。
中国の立場で考えるなら、うまくやったと思う。
10憶余の人口を抱える国で、賛成反対とか細かい議論をしていたら、国民が、大混乱してしまう。ロスも多くなるだろう。
報道機関も当然のように党支配。

日本は、与党、野党、多くの党があり、また連立政権内部で必要以上に議論調整を繰り返さなければならない。
マスコミも右左、いろいろある。

2).華僑が持っている遺伝子。
目的の為や、自分の利益になることについて、ストレートに早く行動していく。
IT ソースコード開示要求、核実験(どこの国も同じだが)、軍事拡張、尖閣諸島海底油田開発など
衝突をものともせず、行動を起こす。問題が起きれば、起きてから対応する。
商売のうまさに通ずる遺伝子が、全ての行動の原動力となって応用出来ているのではないか?

日本は、決めないで、ああしたらこうなるだろうか、こうしたらどうなるだろうか心配ばかりしている。
日本人の遺伝子か、奥ゆかしさか、民主党の性格か。
良く言えば、細部にこだわる。
悪く言えば、あまりにも対立を避ける性格のため、決めない。

ドイツも、論理的にきめて行動が早い。”良いことだ”と論理的に判断できることは国民一体となってどんどん進めていく。
論理的にシンプル明確に組み立てられる。ひとつひとつの論理がシンプルだから、大きなものが出来上がる。
ゴミの分別とか、環境対策、日本が設置量で抜かれた太陽光発電設置、
ゲルマンのこういうロジックで物事がどんどん決められていくところが凄いところと思う。

日本人は、細かいところにひとつひとつごちゃごちゃ議論をしてるから、大きなものが(システム)が出来上がらない。
しかも利権がらみでごちゃごちゃしている。

中国は速さ、勢い、断然日本に勝っている印象を受ける。