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都議会セクハラヤジ問題

2014-06-22 18:15:20 | 日記
都議会セクハラヤジ問題

人権を踏みにじるようなヤジ。都議会議員がこのようなヤジを飛ばすというのは、政治家がいかに都民、国民のことを真剣に考えていないかが見てとれる。そして、そのヤジに対して議場から笑い声が多数上がる。議員の中に、真剣に都政を考えていない政治家がいかに多いかの証拠であると思う。もし仮に、議会が密室であったらどうであろうか。誰かが、一人を攻撃の対象にして、それをみんなが笑いながらみている。あるいは、誰も制止せず、見て見ぬふりをする。本人だけが、つらい思いをしている。これは今社会問題になっている「いじめ」と同じ構造だと思う。

少しでも良心があるのなら、そして責任を感ずるならば出てきて非を認めて謝るべきだろう。近くにいた議員は誰が発言したかを知っているはずであり、その人間をかばっている(?)のであろう。そういう議員も卑劣な行為の片棒を担いでいるということになるだろう。自民党席の方からヤジが発せられたと言われているようだが、もしそれを承知で適切な対応をしないのであれば自民党も、同様である。都議会も同様で連帯で責任がある。

そして一番問題なのは本人が、名乗り出ないで「隠れている」ということだ。実に卑怯な態度と言わざるを得ない。ヤジを発した議員が誰か公になれば、その周辺にいた議員も、世間から叱責を受けるであろうことは本人もわかっているはず。自分の発言のせいで、他の議員にも汚名をかぶせかねないということに気づくべきだろう。これは本人の自覚の問題だろう。議員というものが、それなりの権威があるなら、また人としての自覚があるなら、他人や、党、議会に汚名を着せてはいけない。同僚、議会、議長に汚名を着せて平気で隠れ続けるとしたら、卑怯千判この上ない。言ってしまったことに対して、正面から向き合ってこそ、男らしい態度だと思う。