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市立桜宮(さくらのみや)高校、体罰自殺問題、橋下市長の対応。

2013-02-02 11:43:38 | 日記
市立桜宮(さくらのみや)高校、体罰自殺問題。
橋下市長が体育科の受験を取りやめという方針を出したことは、論理的に正しいと思う。父兄や生徒、議会など、一部から反対の声があがっているようだが、よく考えて見れば、人が死んで、その原因究明も対策も打たれていない。それでも、入試を実施すべきという。

マスコミなどでは、こういう話を関連づけて報道はできないと思うが、最新鋭旅客機Boeing 787がバッテリー火災で運行停止に陥っていることと全く同じ理屈だろう。
問題が発生して、原因究明して対策が打てない以上いくら、この飛行機にのらないと大事な会合に行けない人がいたとしても、飛ばすことはできない。それは、人の命がかかっているからだろう。

それと同じように、人、一人が死んでいるのに、原因究明も対策も未実施の段階から、生徒がかわいそうだから入試はやるべきだという意見は感情的感傷的な意見で間違っていると思う。このまま入試を続けるということは再び、同じように人命が失われかねないということに他ならない。自殺した人のことよりも、自分たちの将来の夢のほうがだいじだということだろうか?

子供がかわいそうだという気持ちはわかるが、これはとりもなおさず、学校の先生や教育委員会がこれまでのいじめ問題や体罰問題に対して、うやむやにしてきたつけが回ってきたということだろうと思う。人の命がかかっている問題なのだから、原因究明と対策を行いそして、再スタートするというのが正しいやり方と思う。ただし、入試を控えた子供たち自身には、何の落ち度もない。それに対して十分に配慮しなければならないと思う。


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