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都議ヤジ発言関連

2014-06-30 07:01:51 | 日記
ヤジ発言 2
都議ヤジ発言関連

東京都議会ヤジ問題に関連して「不規則発言をした議員についても、潔く名乗り出る」ことを謳った決議案が否決された。鈴木都議の発言は問題だったが、自ら、名乗り出で謝罪したことは立派(比較的な観点で)であると思う。

ここで思考実験的に考えてみようと思う。
仮に、上記議案を否決した都議と鈴木都議のどちらかを選ぶとしたとき、どちらを選んだほうがよいだろうか。

都議会で上記議決に賛成しなかった議員は、間違いがあっても、都合が悪ければ、自分たちの非を正さない人間だということが示されたということだろう。それに対して、鈴木議員は間違いをおかしたときに、間違いを認めて自分の行動を正すことが一応できた。(どれだけ裏に打算があったかは分からないが。)

また鈴木議員のヤジは、後先考えず、彼の本音が出てしまった軽率なヤジだったと思う。
一方で、都議会の決議は、それなりの見識ある都議がきちんと考え抜いて出した判断である。つまり、この議決は、都議会の正式な意思表示があるのだと思う。しかしその正式な意志というものが、「自分たちに都合の悪い問題を、うやむやにしてキチンと解決しない」ということになるだろう。
こういう人たちが、都政をすれば、いくら都民の為にいいことであっても、自分たちに都合の悪いことは、決して実行しない、あるいは決めないということになるだろう。都民のためというよりは、組織の論理が優先されるのが現状なのだろう。

自分の間違いを認めて、正す人間と、どこまでも不都合を隠蔽したり、身内をかばって正さない人間のどちらを選ぶか。そういう観点で見れば、鈴木議員を選ぶ方が、都政はより正しい(ましな?)方向に行くのではないだろうか。

おそらく多くの人は、鈴木議員のような人には、投票しないと考えていると思うが、
むしろ、上記議案に反対した人の方こそ、よく考えて選んだ方がよいと思う。


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