おはようございます、バレエ教師の半澤です!
通常の平日は朝は11時から初中級レベルのレッスン、夕方5時20分は
初級、夜7時から中級レベルのレッスンがあります。
皆さま、お待ちしております!
インスタグラム https://www.instagram.com/hanzawashoji_openballet/?hl=ja
ホームページ半澤正司オープンバレエスタジオHP
(オフィシャル ウエブサイト) オフィシャルサイトハピタス
その買うを、もっとハッピーに。 | ハピタス
皆様、2019年12月26日(木)にこのスタジオの発表会があります。
もし、良かったら出演してみませんか?バリエーションでも良いですし、
グランパドドゥでも良いですよ!もちろんコンテンポラリーでも
良いですし、オペラでも舞台で歌います?
どうぞ、どんどん出演してください。
私のメールアドレスです。
rudolf-hanzanov@zeus.eonet.ne.jp
http://fanblogs.jp/hanzawaballet3939/
創業36年、本場博多のもつ鍋・水炊き専門店【博多若杉】
連絡をお待ちしてますね!!
Dream….but no more dream!
半澤オープンバレエスタジオは大人から始めた方でも、子供でも、どなたにでも
オープンなレッスンスタジオです。また、いずれヨーロッパやアメリカ、世界の
どこかでプロフェッショナルとして、踊りたい…と、夢をお持ちの方も私は、
応援させて戴きます!
また、大人の初心者の方も、まだした事がないんだけれども…と言う方も、大歓迎して
おりますので是非いらしてください。お待ち申し上げております。
スタジオ所在地は谷町4丁目の駅の6番出口を出たら、中央大通り沿いに坂を下り
、最初の信号を右折して直ぐに左折です。50メートル歩いたら右手にあります。
連絡先rudolf-hanzanov@zeus.eonet.ne.jp
ブルーカーテンの向こう側…(男バレエダンサーの珍道中!)
拍子抜け
第102話
だが、口という身体の器官の一つが脳と言う器官の
命令も待たずに勝手に爺さんの顔を見た瞬間に動いて
しまったのだ。 立ち上がっていきり立っている
爺さんを前にショージの口から出てしまった言葉とは…。
「んじゃ、言うけどね、僕はマエストロ・ユーリー…
あ、そうそうミスターグリゴローヴィチに用があるんだ!
だからここで待たなきゃいけないんだよ!」
ユーリー・グリゴローヴィチとはボリショイバレエ団を
率いる芸術総監督であり、世界中のバレエ界の頂点に
立っている人間なのである。その出し抜けの言葉に
爺さんは完全に面喰って、「お、お前、今何て言った!?
誰に用があるだと!?」ショージはもうろくした爺さんの
耳に向かってもう一度「だから…マエストロ・ユーリー・
グリゴロヴィチだって!」
立っていた爺さんは静かにそのまま向こうの椅子に戻り、
4人の爺さんは何やらヒソヒソと話していたが、やがて
ショージの存在の事など無かった事のように黙って
しまった。ショージは「ありゃ?」ちょっと拍子抜けして、
絶対にそのまま4人に担がれて、外に投げ出されると
思っていたから、身体が硬直していたのだ。「な、なんじゃ?
どういう事だ!?」
ここでそっぽを向いている爺さんたちに「分った!
じゃ~ここで待っていてもいいって事か!」とバッグを
床に下ろし、壁にもたれ掛かっていると、またもや
爺さんの一人が「おい…そこの!お前がマエストロを
ここで待っていても会えるわきゃねえぞっ!マエストロは
ここからは出入りしねえからな…」ショージは爺さんの
ボソボソっと言った言葉に驚いてしまった。
「な、え~!?じゃあ、どっから入って来るのさ!?」
するとさっきの恐ろしいまでの剣幕も何処へやら…
急に打って変わって態度が変わり、静かな口調で、
「マエストロはマエストロだけの通る事の許された門が
ある…そっちはわし等とは関係が無い…わし等はここが
仕事場だからな…マエストロに会いたきゃ、反対側の
門に行くがいい!いずれにせよ、会えるか会えないか、
それもわし等には関係の無い事だ…行け、糞坊主…」
世界のバレエ界のトップに君臨するボリショイバレエの
芸術監督マエストロ・ユーリー・グリゴローヴィチ氏との
面会…という、自分の口からつい出てしまった「出まかせ」
に流石に自分でも呆れた。それ以上その関係者入口にいる
理由も自分で消してしまったから、「ま、これも今日の
定めか…」と諦めた。「こっちの関係者入口にはまた
明日でも違う理由を考え出して来るとしよう。」
今日は爺さんの言った、「あっち側」のその監督
たった一人だけに許された門でも見てから、プロス
ペクト・ミーラの公園で物々交換をやっている市場に
行き、ホテルから持って来た商品で商売でもやりに
行こうと決めて、爺さんの言った通りのボリショイ
劇場の反対側に行ってみた。劇場の外では雪がたくさん
降って来た。「寒い…マイナス38度か…一人だけに
許される門か…まるでウィーンのホーフブルグ宮殿の帝王の
門みたいだな…そう言えば…」
この時ショージはザクザクと凍り雪の上を歩きながら、
ふ…とショージが以前に訪れたオーストリアの首都の
ウィーンにあるホーフブルグ宮殿での友人の話を思い出して
しまったのだった。
(つづく)
自由テキスト
通常の平日は朝は11時から初中級レベルのレッスン、夕方5時20分は
初級、夜7時から中級レベルのレッスンがあります。
皆さま、お待ちしております!
インスタグラム https://www.instagram.com/hanzawashoji_openballet/?hl=ja
ホームページ半澤正司オープンバレエスタジオHP
(オフィシャル ウエブサイト) オフィシャルサイトハピタス
その買うを、もっとハッピーに。 | ハピタス
皆様、2019年12月26日(木)にこのスタジオの発表会があります。
もし、良かったら出演してみませんか?バリエーションでも良いですし、
グランパドドゥでも良いですよ!もちろんコンテンポラリーでも
良いですし、オペラでも舞台で歌います?
どうぞ、どんどん出演してください。
私のメールアドレスです。
rudolf-hanzanov@zeus.eonet.ne.jp
http://fanblogs.jp/hanzawaballet3939/
創業36年、本場博多のもつ鍋・水炊き専門店【博多若杉】
連絡をお待ちしてますね!!
Dream….but no more dream!
半澤オープンバレエスタジオは大人から始めた方でも、子供でも、どなたにでも
オープンなレッスンスタジオです。また、いずれヨーロッパやアメリカ、世界の
どこかでプロフェッショナルとして、踊りたい…と、夢をお持ちの方も私は、
応援させて戴きます!
また、大人の初心者の方も、まだした事がないんだけれども…と言う方も、大歓迎して
おりますので是非いらしてください。お待ち申し上げております。
スタジオ所在地は谷町4丁目の駅の6番出口を出たら、中央大通り沿いに坂を下り
、最初の信号を右折して直ぐに左折です。50メートル歩いたら右手にあります。
連絡先rudolf-hanzanov@zeus.eonet.ne.jp
ブルーカーテンの向こう側…(男バレエダンサーの珍道中!)
拍子抜け
第102話
だが、口という身体の器官の一つが脳と言う器官の
命令も待たずに勝手に爺さんの顔を見た瞬間に動いて
しまったのだ。 立ち上がっていきり立っている
爺さんを前にショージの口から出てしまった言葉とは…。
「んじゃ、言うけどね、僕はマエストロ・ユーリー…
あ、そうそうミスターグリゴローヴィチに用があるんだ!
だからここで待たなきゃいけないんだよ!」
ユーリー・グリゴローヴィチとはボリショイバレエ団を
率いる芸術総監督であり、世界中のバレエ界の頂点に
立っている人間なのである。その出し抜けの言葉に
爺さんは完全に面喰って、「お、お前、今何て言った!?
誰に用があるだと!?」ショージはもうろくした爺さんの
耳に向かってもう一度「だから…マエストロ・ユーリー・
グリゴロヴィチだって!」
立っていた爺さんは静かにそのまま向こうの椅子に戻り、
4人の爺さんは何やらヒソヒソと話していたが、やがて
ショージの存在の事など無かった事のように黙って
しまった。ショージは「ありゃ?」ちょっと拍子抜けして、
絶対にそのまま4人に担がれて、外に投げ出されると
思っていたから、身体が硬直していたのだ。「な、なんじゃ?
どういう事だ!?」
ここでそっぽを向いている爺さんたちに「分った!
じゃ~ここで待っていてもいいって事か!」とバッグを
床に下ろし、壁にもたれ掛かっていると、またもや
爺さんの一人が「おい…そこの!お前がマエストロを
ここで待っていても会えるわきゃねえぞっ!マエストロは
ここからは出入りしねえからな…」ショージは爺さんの
ボソボソっと言った言葉に驚いてしまった。
「な、え~!?じゃあ、どっから入って来るのさ!?」
するとさっきの恐ろしいまでの剣幕も何処へやら…
急に打って変わって態度が変わり、静かな口調で、
「マエストロはマエストロだけの通る事の許された門が
ある…そっちはわし等とは関係が無い…わし等はここが
仕事場だからな…マエストロに会いたきゃ、反対側の
門に行くがいい!いずれにせよ、会えるか会えないか、
それもわし等には関係の無い事だ…行け、糞坊主…」
世界のバレエ界のトップに君臨するボリショイバレエの
芸術監督マエストロ・ユーリー・グリゴローヴィチ氏との
面会…という、自分の口からつい出てしまった「出まかせ」
に流石に自分でも呆れた。それ以上その関係者入口にいる
理由も自分で消してしまったから、「ま、これも今日の
定めか…」と諦めた。「こっちの関係者入口にはまた
明日でも違う理由を考え出して来るとしよう。」
今日は爺さんの言った、「あっち側」のその監督
たった一人だけに許された門でも見てから、プロス
ペクト・ミーラの公園で物々交換をやっている市場に
行き、ホテルから持って来た商品で商売でもやりに
行こうと決めて、爺さんの言った通りのボリショイ
劇場の反対側に行ってみた。劇場の外では雪がたくさん
降って来た。「寒い…マイナス38度か…一人だけに
許される門か…まるでウィーンのホーフブルグ宮殿の帝王の
門みたいだな…そう言えば…」
この時ショージはザクザクと凍り雪の上を歩きながら、
ふ…とショージが以前に訪れたオーストリアの首都の
ウィーンにあるホーフブルグ宮殿での友人の話を思い出して
しまったのだった。
(つづく)
自由テキスト