半澤正司オープンバレエスタジオ

20歳の青年がヨーロッパでレストランで皿洗いをしながら、やがて自分はプロのバレエダンサーになりたい…!と夢を追うドラマ。

ブルーカーテンの向こう側…(男バレエダンサーの珍道中!)第44話

2021-08-20 07:38:01 | webブログ

バレエ教師の半澤です。
いつも当スタジオをご利用頂き、
ありがとうございます!
コロナに負けずに年中無休で頑張っております。
この度、新しい生徒さん、ダンサーに皆様にも
来て頂けるように「お友達紹介キャンペーン」を
する事にしました。

1,新規お友達の体験レッスン1回無料!
2,ご紹介くだされば、その場で1000円キャッシュバック!

平日は朝は11時から初中級レベルのレッスン、夕方5時20分は
初級、夜7時から中級レベルのレッスンです。
土曜日は朝11時からのレッスン、夕方6時です。ポアントもあります。
日曜日は朝10時から初級のレッスン、12時から初中級のレッスンです。
ポアントもあります。

皆さま、お待ちしております!

ホームページ半澤正司オープンバレエスタジオHP http://hanzanov.com/index.html
(オフィシャル ウエブサイト)

私のメールアドレスです。
rudolf-hanzanov@zeus.eonet.ne.jp
http://fanblogs.jp/hanzawaballet3939/


連絡をお待ちしてますね!

2021年12月19日(日)寝屋川市民会館にて
半澤正司オープンバレエスタジオの発表会があります。


Dream….but no more dream!
半澤オープンバレエスタジオは大人から始めた方でも、子供でも、どなたにでも
オープンなレッスンスタジオです。また、いずれヨーロッパやアメリカ、世界の
どこかでプロフェッショナルとして、踊りたい…と、夢をお持ちの方も私は、
応援させて戴きます!
また、大人の初心者の方も、まだした事がないんだけれども…と言う方も、大歓迎して
おりますので是非いらしてください。お待ち申し上げております。

スタジオ所在地は谷町4丁目の駅の6番出口を出たら、中央大通り沿いに坂を下り
、最初の信号を右折して直ぐに左折です。50メートル歩いたら右手にあります。

バリエーションはバランシン振り付けによる「チャイコフスキーパドドゥ」
からのバリエーションです。
アップテンポのリズムが最高に楽しいですよね!さ、やりましょうよ!

連絡先rudolf-hanzanov@zeus.eonet.ne.jp

ブルーカーテンの向こう側…(男バレエダンサーの珍道中!)
第44話 
ミスターチンコ・ラフィックの話に愕然!

時折やってくる、憧れの元ロイヤルバレエ団のプリンシパル
(バレエ団の最高位)のミスター ラフィックが、「やあ…
ショージ、レッスン後にカフェでも行こうよ…」
と誘ってくれた。嬉しさで胸がいっぱいであった。
憧れのスーパーダンサー、ミスターチンコ・ラフィックがだ。
目がとても印象的で身長が185センチもの長身だ。

ラフィックとカフェに着くと、ゆっくりとラフィックが
話し出した。「パスィから聞いたよ…ショージはスコティ
ッシュ・バレエ団へは、労働ビザが出ないから行けなく
なってしまったんだってね…。残念な事だとは思うけど、
イギリスは今厳しいからね。ところで僕がまだロシアに
いた頃、キーロフ時代の友人が、イタリアでバレエ学校と
バレエ団をしているんだ…。彼の名前はマリネルと言って、
ルーマニア人で非常に素晴らしいダンサーだよ。かなり
変わった性格だけど彼の踊りは素晴らしい…。
バリシニコフと一緒のコンクールで二人同時に金メダル
だったんだ…。だから金メダルは半分に割って、
それぞれに分けたんだよ…。その彼が今度ロンドンで
オーディションをするらしいからショージも受けて
みなさい…。」

ラフィックの話しを聞いてショージは驚いた。
「バリシニコフと金メダルを半分ずつだって!? 」
だが例えそのような素晴らしいダンサーがロンドンで
オーディションをしても、きっと素晴らしいダンサー
しか連れていかないであろう。しかしラフィックと
話しが出来るのは至福の時間であった。「ラフィック
さん、分かりました…ありがとうございます!僕、
受かるとは思いませんが頑張ってやってみますね!」
ラフィックはしみじみと言った。

「僕も現役に戻りたいな…この歳になっても、バレエ
レッスンを受けるのはそれほどバレエが魅力あるから
なんだ…僕はバレエが大好きなんだよ…」ラフィック
の横顔を見るショージ。「この人は多分、40代後半
なのかな…?なんて渋くて甘味を醸し出すハンサムで
ダンディな大先輩なのか…。」顔がイギリス人俳優の
アンソニー・ホプキンスとバリシニコフを足して2で
割ったような感じだ。

 やがて、ルーマニア人ダンサーで今ではバレエ団と
バレエ学校を営むマリネルと言う男性ダンサーが
イタリアからオーディションの為にコベントガーデン
に来た。しかも、ショージの通っていた学校内の
スタジオでオーディションをすると言うポスターが
張り出されたのだ。「よし、やるしかない…
それしかない!」
(つづく)