バレエ教師の半澤です。
火曜日から土曜日までの朝は11時からレッスンやってます。
水曜日と金曜日の5時20分からは、小学生を対象とした
レッスンをやってます。
夜は火曜日から金曜日まで7時からです。土曜日は夕方の6時からです。
祭日は月曜日も他の曜日でも朝11時からです。
皆さま、お待ちしております!
ホームページ半澤正司オープンバレエスタジオHP http://hanzanov.com/index.html
(オフィシャル ウエブサイト)
私のメールアドレスです。
rudolf-hanzanov@zeus.eonet.ne.jp
http://fanblogs.jp/hanzawaballet3939/
連絡をお待ちしてますね!
2024年12月28日(土曜日)寝屋川市民会館にて
半澤正司オープンバレエスタジオの発表会があります。
Dream….but no more dream!
半澤オープンバレエスタジオは大人から始めた方でも、子供でも、どなたにでも
オープンなレッスンスタジオです。また、いずれヨーロッパやアメリカ、世界の
どこかでプロフェッショナルとして、踊りたい…と、夢をお持ちの方も私は、
応援させて戴きます!
また、大人の初心者の方も、まだした事がないんだけれども…と言う方も、大歓迎して
おりますので是非いらしてください。お待ち申し上げております。
スタジオ所在地は谷町4丁目の駅の6番出口を出たら、中央大通り沿いに坂を下り
、最初の信号を右折して直ぐに左折です。50メートル歩いたら右手にあります。
バリエーションは「ナポリ」から「テレジナ」のバリエーションです。
男子も自分の好きなヴァリエーションしましょう!
さ、やりましょう!!
連絡先rudolf-hanzanov@zeus.eonet.ne.jp
ブルーカーテンの向こう側…(男バレエダンサーの珍道中!)
背後から延びる黒い大きな手
第57話
ショージは一体どこを歩いているのか分からな
かったが、その瞬間、目が釘付けになった。道に
現金が落ちていたのだ。しかも札束だった。
ショージは鷲掴みに拾い上げた。心臓が大きく
鼓動して、時間が止まっている感覚だ。何処も
見ずにがばっと拾うと内側のポケットに捩じり
込んだ。「か、神様かな…?」拾った金を胸の
内側のポケットにぐっと仕舞い込み道を歩き出して
10歩も行かない内にショージの背後から、
大きな黒い手がショージの肩をぼんと止めた。
ショージは、「あっ!」と心臓が止まりそうに
なった。
後ろを振り返ると、大きな黒人が恐ろしい顔して
言った。「今、お前はお金を拾ったな?」
ショージは咄嗟に「知らない、拾ってなどいない…」
と答えたが相手の顔は更に醜く恐ろしい形相を
して、「嘘を言うな!俺は見ていたぞ!お前は
確かに金を拾った!これを買え!」一体何を買えと
言うのか…。恐ろしい黒人はショージの首の
後ろを引っ掴んで、道を外れた場所に無理やり
連れて行った。黒い男はポケットから黒い物体を
ショージに掴ませ、「これを買うんだ!」と
言った。この男はなんとドラッグディーラー
だったのだ。非常に恐ろしい形相だった。
およそ黒人の表情にも色々あるが、イタリアにて
ショージと同居しているランドルは同じ黒人でも、
賢人のように賢く、真面目で優しい顔だ。この
ドラッグディーラーの顔は、動物的直感が強い
ショージに「これはいけない、殴られるか
刺されるか…観念して言うとおりにしなくては
非常にまずい事になる…」そう確信させた。
「幾らで買えと言うのですか!?」男は「6万だ!
6万だせ…」ショージは胸ポケットから拾った
金から言われた通りの金額を渡した。拾った
お金は日本円で14万円位だった。その恐ろしい
黒人の男は黒い物体をショージに握らせると、
人ごみに消えて行きった。
「良かった…殺されるかと思った…せっかく
拾ったけど、まあ、まだ半分以上あるし、早く
行こう、でもどこへ行こう…駅に…駅に行こう!」
黒い物体をカバンの奥にぐっと仕舞い込み、
駅まで振り返らずに走った。しかし人間は何かに
脅かされ、その恐怖から逃げ出す時、更に恐怖感
を増す。ショージにはまだ、あの醜く恐ろしい
黒人が付いて来そうに思えたからだ。
(つづく)