脳のミステリー

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147.春爛漫、桜の季節に想う

2007-03-31 08:43:43 | Weblog
 タイトルに使った「爛漫」は春特有の言葉で「花が咲き乱れている様子や光り輝く様子」を思い浮かべて桜に重ねたくなる。
 そこで、ドリーマーでありながら結構リアルに敏感な私はリサイクルを考える。桜を見てリサイクルとは現実派以外の何ものでもないと思うが、現実から色々夢を馳せると再び戻ってくる時には正夢ということになるという訳である。リサイクルは何もゴミの再生ばかりではない。re 即ちリサイクルのリは再びという接頭語で古くは古典フランス語、ラテン語、そしてご存知、英語で使われるが、今では日本語でも広く使われるようになってきている。リサイクル、リダイヤル、リハビリ、など等いっぱいある。サイクルは循環でそれを繰り返すということだが、桜は待ち遠しく人の心をハラハラウキウキさせるが、命果てる時は人をガッカリさせる。だが、1年経てば再び開花する。
 今、日本中の、いや世界中の人々が異口同音に自然環境と自然循環を唱えているが、自然と共に生活し、更に早くも平安時代に、いやそれより前から日本人は文芸理念や美的理念に目覚めていたということが、歴史上からも分かる。桜をめでる心の奥でそんなことに 次回は触れてみたいと想う。