脳のミステリー

痺れ、言葉、触覚等の感覚に迫るCopyright 2001 ban-kuko All Right Reserved

また自らの老いを考えてみよう!

2014-02-01 04:42:26 | Weblog
年を重ねてくると、頭を振り絞るような知的作業は難しくなりますが、洞察力はかなり伸びてきているように思います。

妙なことに、面倒な問題を抱え込んであれこれ考えていると、全く無関係と思われることに出くわすことがあります

自らの頭脳を叱咤激励して働かせなくても棚から牡丹餅状態に落ちて来るから面白いのです。

長年「知恵の定説」を念頭に生きて来た私は今「知恵の逆説」を考えています。

子供の頃に好奇心や探究心という知恵の種が蒔かれて、大きくなって成長して、体験を通して栄養を与えられて、最終的には人生の終わりの頃に収穫の時期を迎えるのだろう、と思います

実は今、私は新しい仕事に取り掛かり出したところなのです

この仕事はこれまでの仕事を土台にしていることに変わりありません。

自分自身が老化を意識しているので、捉え方や進み方は今までとは違ってくるのが分かるのです

そして、加齢に反して脳が賢くなってきているのではないかしらと私は自負する可笑しな人間なのだ、と思っています

そうなってくると、俄然第二の人生を自ら見てみたい、と思う訳です

以前、老後という言葉に疑問を持っていたことがあります。

理由は、老いの後ってどういうこと

老いの後って死しかなじゃない

でも面白いことに自ら「老い」の中に入って考えると・・・

そこは「探究心」をくすぐる要素がいっぱいあるのです