ポチとわたし

「ゆく川の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず・・久しくとどまりたる例(ためし)なし」

ゆりの花

2007年05月18日 | 日記
日本の書物にゆりが現れるのは『古事記』(712年)が最初とされています。
この中で、神武天皇が狭井河のほとりで三輪の七乙女の1人「秘めたいらいすずひめのみこと」に会われ、ロマンスの花が咲いたと書かれています。
伝説(フランス)
 女性も快楽も退けて、清い生活を送る騎士がいました。ある春の晴れた日に、
彼は真っ白な衣装をつけ、ユリの花を手にした美しい貴婦人に出会いました。
その貴婦人が「あなたに本当の幸せを差し上げるために来ました。どうぞ私をお連れ下さい。ただし、私がそばにいる間は、死という言葉を使わないで下さい」というので、騎士は大喜びで誓いを立て、城に連れ帰り妻にしまし た。クリスマスの夜のことでした。お祝いのため城に集まった人々はおおいに酒を交わし、やがてだれかが竪琴をはじめ、恋や冒険の歌い始めました。 そこで騎士も立ち上がり、天国の美しさや、死後そこへ昇る幸せを歌いました。するとそばにいたに妻はたおれて、騎士の腕の中で一輪の白いユリになってしまいました。
騎士は絶望のあまり白い雪が降りしきる闇の中へと消えていきました。
…呪が…消える…のは…zzzzz