NHK教育 視点・論点で
立命館大学院教授 東照二 「オバマと麻生 政治家のことば」があった。
ことばには、二つがある。
一つは、政策や状況を伝える情報中心のリポート・トーク。
もう一つは、聞き手との共感や心理的つながりを育てるラポート・トーク。
オバマと麻生のことばを引用していた。
オバマは、聞き手の側に立った「ラポート(共感・RAPORT)トーク」
麻生は、話し手である自分中心の「リポート(報告・REPORT)トーク」
ラポートトークとは、聞き手との心理的なつながり、共感関係を高めようとする
情報中心の話し方で、的確で効果的な言葉の選択、繰り返し、発展、そして
それを独特の抑揚、リズム、間の取り方で演出するというもので
上手い人は、ドラマ性、物語性をもった交響曲を聴いている感じを受ける。
オバマ氏は、細かいことは省き、漠然としたもの、新しい明るい未来が始まると
いう期待感を盛り上げ、いかに聴衆との共感を掘り起こし高揚させるかを重視、
リポートトークとは、客観的な事実を伝えることに重きをおく、
情報中心の話し方で、聴衆の心をつかんで話さないような、
印象深い言葉をほとんどなく、
あるのは、自分もしくは製品が優秀で経験、
実績があるかを繰り返し述べるというもの。
ラポートトークとリポートトークは、場面によって使い分ける必要がある。
ラポートトークばかりを使用していては、うさんくさいと思われるし、
リポートトークばかりでは、客観的すぎて冷たく感じる。
ジャぱネットたかたの様に、製品や機能を紹介する場合は、
いかに明るい未来が始まるという期待感を盛り上げるラポートトークをした後で、
数値などの客観的な事実を見せて納得させるリポートトークをすることで、
お客さんの購買意欲が沸くのではないでしょうか…なるほど…
又、寒くなった。
北東の風が冷たい、北国は雪。
三寒四温が始まっているのでしょうか。
夕べ漁師のおばちゃんが作った鯖寿司を頂いた。
マサバやからあたれへんと言っていた。
まだ、痒くない…今日の方が旨い。
この手の寿司は二十歳まで食べれなかった。
後で後悔した…。
お袋の里で鮎を塩漬けにした寿司を食べてから
五歳の時に…いまだに臭いが頭の中に…。
おかげで卵焼とハムをのせているのが今でも好き…。