今私の住む町には、「町の電気屋」なるものがない。
かなり前には近くに「町の電気屋」があり、ちょくちょく利用していたのだが、駅の近くに某大手家電屋のチェーン店が進出したら、以前からあった「町の電気屋」が閉店してしまった。
私はどちらの店も利用していたので、残念だった。
ところが、新たに進出してきた某大手チェーン店は、そこそこ賑わってたはずなのに、出店してきてほどなくしたら撤退してしまった。
そこそこ賑わってたように見えたが、想定したような利益は得られなかったのかもしれない。このへん、大手チェーン店は、撤退の決定は早い。
町に根付いて地域の電気屋としてやっていく意識は希薄なのだろう。まあ、場所がよかったし(なにせ駅ビルに入ってたから)、店舗面積も広かったから、家賃は高かったのだろう。
だが、元々町にあった「町の電気屋」は、その大手チェーン店が進出してきたために、つぶれてしまったわけで、更にその大手チェーン店まで撤退したおかげで、町に電気屋がなくなってしまった。
先日我が家の蛍光灯が寿命で切れてしまった。
変わりの蛍光灯を探しに行ったのだが、やはり町のどこにも電気屋らしき専門店がなく、仕方なく携帯で駅近くで電気関係の家具を売ってそうな店を探して、少しでも電気類を売ってそうな店にあれこれ行ってみたが、探してる蛍光灯は置いてない。
結局困った末にダメ元で、スーパーに行ってみたら、私の探してた蛍光灯をかろうじて売っており、なんとかクリア。電気関係を売ってるスペースはかなり狭かったけどね。
だが、そこはスーパーなので、細かい電気機具は売ってない。
今回探してたのがたまたま蛍光灯だったからよかったようなものの、そのうち本格的に電気屋に行かないと売ってそうもないものが必要になぅたら、電車に乗って大きな駅に行かないとダメかもしれない。
昔あった「町の電気屋さん」が健在なら、わざわざ電車に乗らなくても町の中で事足りたであろうに。
こんなことを考えると、大手のチェーン店が進出してくるのはかんがえものだど思ってしまう。
大手チェーン店は、駅の近くに広いスペースの店舗をかまえるから、家賃との兼ね合いで撤退も早いのだろう。
住民は、例え大きなチェーン店が進出してきても、古くから町にある店も大事にしていかないと、そのツケは自分らに帰ってきてしまう…。
つくづくそう思う。
なお、写真はこの日記で書いた照明とは関係ありません。
駅前に、昔から営業してる店があります。
大手の家電量販店やネット販売が、全盛の現代に
潰れもせず地域住民の為に健闘しています。
言うまでもなく、量販店は大量仕入れで商品を値引きしたり
ポイント還元で、顧客を獲得するのに対し、
個人経営の店舗は、商品のアフターサービスで勝負しているようです。
テレビの映りが悪い、エアコンが冷えないといったクレームに
迅速に対処できるのが、強みのようです。
蛍光灯は、電気屋さんだと定価での販売なので、
ボクは、ホームセンターで購入することが多いです。
電気屋さんは廃業、大型量販店は撤退とは、
地域住民の生活に及ぼす影響は、大きいでしょう。
海外製品との価格競争で、電化製品はコストダウン優先で、
昭和の頃の電化製品より、故障しやすいようです。
時代の趨勢とはいえ、ちょっと寂しい気がします。
うらやましいです。私の町にはなくなってしまいましたから。なまじ大手家電チェーン店が気まぐれのように進出してきたばかりに。
ほんと、今となっては迷惑な話。
貴重なそういう店を、ぜひ大事にしてあげてください。
私は私なりに町の電気屋さんはよく利用してたのに、残念。
量販店には、進出してくるからには、腹をすえて地域の人たちに貢献する気持ちは持っててほしいです。
ホームセンターは、私の町にはないのです。
蛍光灯なら、ホームセンターがあれば売ってそうてすし、できれば我が町にもできてほしいのですが。
そういや、近年、家具関係の大手量販店も進出してきたのですが、その店舗も撤退早かったです。
簡単に出ていくくらいなら、最初から進出してくるなと言いたいです。