時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

ライブ出演と、集客

2009年02月25日 | 音楽活動
ライブが終わって、ホッと安堵し、フゥとひと休み。

私はトークはあまり得意なほうじゃないんだけど、今回のライブはリラックスできてたのか、いつも以上にしゃべっていたような気がする。
お客さんとのトークのかけあいもあったような気がするし。
けっこう普段着の自分でいられたような気分。

特にラスト曲の前のトークでは、先日我が家に入った憎たらしいドロボウに向かって「バカヤロー!」と叫んでしまう展開(笑)。
そしたら、横でギターを抱えてたジャンまでもが、私と一緒になって叫んでた(爆)。
もちろん、そのドロボウがその場にいるわけでもないのに。

私たちって、一体どんな集団なんだ?って感じ。ヘンな集団だよねえ(笑)。


演奏はどのライブの時も、自分らにできる精一杯のことをやっている。
技量不足や練習不足でミスることもあるけど、手は抜いていない。
お客さんが多くても少なくても。
まあ、当たり前のことだよね、そういうことは。

だが、トークだけは、その場の雰囲気に左右されるなあ。どうしても。


・・そういえば。


私の周りではアクティブにライブをこなすアマチュアミュージシャンが多い。
中には1ヶ月に何回もライブをやる人もいる。
私が知ってるだけでも、何人もいる。

1回ライブが終わると抜け殻になる私としては、そんなアクティブな人たちに対して「すごいなあ」と思ってしまう。心から。


と同時に、老婆心ながら心配することもある。同じ趣味を持つ者として。
それは・・
集客は大丈夫なんだろうか・・ということ。

これがヒット曲をたくさん持つメジャーなプロミュージシャンなら分かる。
黙っててもお客さんは集まってくれるだろう。


音楽をやる人はほとんどの人がライブはやりたがるだろう。
でも、ライブはお客さんがいないと、それはライブじゃなくて、「練習」になってしまう。
お客さんのいないライブは、いわば「公開練習」・・・そんな感じかなあ。


お店なり、ライブの主催者なりが誰かにライブ出演依頼したとき、当然「集客」も期待しているはず。
じゃないと、商売にならないものね。ボランティアじゃないんだし。


1ヶ月に何度もライブをやって、毎回毎回そんなにお客さんは集まってくれるのだろうか。お店や、ライブの主催者が期待した通りに。

集まってくれるのだとしたら、なおさらスゴイ。


そういう事実があるとしたら、それは出演者に対して恋愛感情(もしくは、それに近いもの)を持ったファン・・だろう。
いわゆる「おっかけ」である。

で、もちろん、その演奏者は、その「おっかけ」さんの持つ恋愛感情にもしっかり気づいているはず。
気づいていない素振りはするだろうけど。
気持ちを仮に打ち明けられても、うまくスルーするだろう。でも、リスナーとしてつかまえてはおきたいだろう。

あ、でも、そのミュージシャンもそのファンに恋愛感情を持ってれば話は別だろうけどネ。


とりあえず、義理だけでは「頻繁にあるライブごとに見に行く」ってわけには中々いかないと思う。


もしくは、めったに見られない演奏者が集中的にライブを行った場合なのだろう。
例えば、滅多にライブをやらない大物シンガーや、外タレだ、

アマチュアで頻繁にライブをやり、しかも毎回主催者や店側の期待通りに集客してしまう人は、素直に敬服してしまう。度胸も感じる。
正直「うらやましい」という気持ちもあるが、それ以上に「すごい!」と思う気持ちの方が私は強い。


プロでも中々そうはいかない場合はあるだろうからね・・・。


とりあえず、時代屋は、月に何本ものライブをこなすのは無理だろう。
仮にメンバーの都合が合って、月に何本もライブできる状況であったとしても。

もしも時代屋が、メンバーの都合が合って、ハイペースで月に何本もライブをやったら、お客さんが一人もいないライブ・・というのが出てくるだろう。
というか、そういうケースが大半になるような気もしている。

そう考えると、今くらいのペースがちょうどいいのかもしれない・・と思ったりもする。


ただ、リスナーをたくさん持ってるミュージシャンにとっては、ハイペースでライブを何本も入れると、リスナーにとっては「この日はダメだけど、こっちの日は行ける」というケースもあるだろうね。
そうすると、リスナーのほうで、その人に都合のいい日のライブを選ぶこともできるね。

そういう意味じゃ、リスナーを多数持っているミュージシャンには、そういうハイペースでライブをやる利点もあるね。

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